現状復旧とは?


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先週はじめにスタッフのY君が事務所に来るなり外部階段の手摺りが曲がりコンクリートが一部かけてしまっているというのです。

見にいってみると明らかに車がぶつかった状況、そこへ裏のお宅の人が出てきで、前日バイクがここに衝突して手摺りを破損したとの説明をうけました。

その時当事者がうちにお詫びにきたらしいのですがぼくが不在だったとのことでした。

数日後その本人がお詫びにきて、あとで保険屋さんが連絡することになっているので直接話してくださいとのことでした。

翌日、保険屋さん指定の工事屋さんが来て修理の打ち合せをうちのY君としたのですが、工事屋さんの言う現状復旧とは単に欠けたコンクリートの三角部分を補修して手摺りを後から取り付けるという簡単なものらしいのです。

その報告を受けたぼくとしてはなんとも承服しがたくおもいました。

階段の手摺とはいえ、納まりをシャープに見せるためにコンクリートのスチールのフラットバーを苦労して打ち込んでいるため、コンクリートの欠けた部分を補修して手摺をボルト止めという工法では初期のデザインコンセプトはどこえやらというところなのです。

なによりも後からくっつけたコンクリートに手摺の強度を負担させるのは無理な話です。

そのあたりが残念ながら、しゃくし定規の保険屋さんにはわかってもらえないんですよね。

とくに建築意匠事務所の玄関前の階段手摺は正に事務所の顔、なんとかちゃんと文字通りの現状復旧を願うばかりです。








by hosoya_isao | 2006-06-27 08:53 | Comments(0)