2006年 08月 14日
夏休みは先祖のため?!
今年は12日から16日までが我が事務所の公式?夏休みです。
12日はお墓の掃除や仏壇の掃除、そしてお盆で人が来るので部屋の片付け。
13日の昨日は、ぼくの兄弟があつまりみんなで食事をしてからお墓にお盆様のお迎えにいってきました。
そしてきょうは一日中、6軒の親戚の仏壇に線香を上げに回ってきました。
これは、お彼岸とお盆の恒例となっています。
我が家は分家なので少ない方ですが、親戚のなかには15~20軒まわる家もあります。
彼岸とお盆には父親がそうしているのを当たり前に見てきたので、ぼくの代になってもそれを続けていますが次の代になったらどうなるのか少々心配でもあります。
若い頃は、1年のうちに何回か親戚を訪ね仏壇に線香をあげ、近況報告や世間話をすることはあまり意味がないようでもあり、意味があるようでもあり、微妙なかんじでした。
時間にゆとりがあるときなどは、親戚を訪ねて先祖の話をきいたり、こちらの近況を話たり、とても意義あるものにおもうのですが、仕事(もしくはレジャー)で時間の取りにくいときは正直、以前は重荷にもなってしまっていました。
でも、自分が悩んだり、困難にぶつかったとき、親戚のお宅に伺って線香を上げていると、決して悩みを聞いてもらう訳でもこちらから悩みを話す訳でもなく、問題が解決するわけでもないのに、気持ちが楽になったり、元気がでてくるのは不思議でした。
きっと先祖が守ってくれるということを感じたり、先祖に対して恥じない生き方をしなければと勇気がでてきたようにもおもいます。
深い宗教心があるわけではないのですが先祖を大切にするということは、とても意味のあることのようです。
こうして毎年、夏休みのうち3日間はお盆の行事に費やします。
それって、先祖と交流できる幸せを感じなくてはいけませんね。
次の代がどうするかはおいといて、、、。