2006年 08月 23日
箱根T山荘
きょうはTガスのNさんと箱根T山荘の基本設計の打ち合わせに行ってきました。
基本設計はもう夏休み前に出来上がっていたのですが構造的なチェックを受けてから、図面をもとにスタッフのWが入念に模型を製作していたためにきょうになったのです。
図面をもとに模型も見ていただきながら一通りプレゼンをすると、Tさんにはとても歓んでいただき、それまでの緊張感もほぐれホッとしました。
クライアントのTさんは日本の高校を卒業し(偶然ですがぼくと同じ私立城北中学校、城北高校出身だったとはビックリでした!)アメリカの大学へ留学しそれからずーっとアメリカで生活されていてグリーンカードも持っておられます。
アメリカではいくつかの大学で建築、都市計画の教授として活躍されていましたが数年前に帰国されました。帰国されてからもJICAの仕事でマニラにも3年ほど行かれていて都市計画の指導をされていたとのことです。
ですから建築に関してはプロ中のプロ、そんなTさんの別荘ですからそれなりの緊張感を伴います。だからといって普段のしごとは緊張感をもたずにやっているという訳ではありませんので念のため!
まあ、同業者の方から設計の仕事を依頼されることはおおきなプレッシャーを感じるとともに、これは大変な光栄にもおもいます。
かつて、T消防庁で消防署を設計されていた1級建築士の方の住宅、スーパーゼネコンK社の工事部監督をされていた方の住宅、建設会社の社長の住宅などなど、、、同業の方の設計をいろいろやらせていただきました。それはそれで気苦労は多かったですが、それぞれ想い出深い仕事でした。
今回のT山荘の仕事もこの先いろいろありそうなことは、想像するに易いことですが、プロとしてプロを満足させる仕事を目標に頑張りたいとおもいます。
by hosoya_isao
| 2006-08-23 17:03
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