難しかった設計課題


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きょうは秋期第一課題の提出日でした。

今回の課題は『7日間のバザール』です。

池袋西口公園に仮設の商空間を設計するもの、この仮設というのがなかなかくせ者なのです。

日頃、商空間を設計しているぼくにとってもむずかしいーっ設計、仮にぼくがやったとしても正直どこまで話題性のある仮設商空間が設計できるかは不安なところです。

それを2年生の学生に設計させると言う大胆さ。純粋な商空間でも物販と飲食ではまったく考え方や構成がちがいますし、仮設空間の設計には、工法的なノウハウがないと不可能なのです。

ですから、結果的にそんなことはほとんどの学生は無視せざるをえませんでした。

だってそこまで知らないんですから無理もありませんよね。

むずかしい課題にもかかわらず頑張ってくれた学生も少なくはありませんでしたが、全体的にはいまひとつ物足らない提出物の課題でした。

たぶんぼくがやっても良い評価がもらえたか心配なところ。

教員も学生と一緒に自分で課題を設計して学生に評価してもらうシステムにしたら、教員も課題条件も真剣に考えると思いますし、学生も興味をもって課題に取り組んでくれるのではないでしょうか。ほんとに。

ただその場合はぼくたちもそれを設計する時間が必要なので少し給料を上げていただかなくてはいけませんが、、、(笑)。

それにしても設計実務で日々苦労しているので、学生の苦労もよーくわかりますよ、ぼくにはね!


by hosoya_isao | 2006-11-14 20:44 | Comments(0)