2007年 02月 19日
遠くを見たくなる曲
聞くとなぜか遠くを見たくなる曲、うっかりしていると涙が出そうになってしまう曲が3つあります。
そのひとつがニューシネマ パラダイス。
そうです、あの日本生命のコマーシャルのBGMで流れている曲。今放映されている前のバージョン、親子の映像がよかったですね。そしてその音楽とともに朗読される谷川俊太郎の詩がこころに深ーくしみてきてしまったのです。
「保険にはダイヤモンドの輝きもなければ
パソコンの便利さもありません、、、
愛情をお金であがなうことはできません。
けれどお金に愛情を込めることはできます。
命を吹き込むことはできます。
もし愛する人のためにお金をつかわれるならば」
父親が会社帰りに駅で子供と会って一緒に帰宅するシーン、そして年月が経過しておなじ場所での映像の子供は中学生、高校生から社会人になっていくという内容。
娘と一緒に家に帰るって父親の願望としてあるのでしょうか?
素晴らしい曲、詩、そしてその映像は家族を思い起こすには十分すぎる内容でした。
はずかしながら、最近その曲がエンニオ モリコーネのニューシネマパラダイスのサウンドトラックの曲と知り、遅ればせながらCD購入したと言うわけです。
2つめはNHKの土曜日夕方放送されている「小さな旅」のテーマ、これまたテレビから流れてくるとジーンときてしまうのです。
その放映される時間の夕刻ということも影響しているのでしょうか、だれの何と言う曲なのか知りませんが、なぜかそのメロディに郷愁をそそられてしまうのです。
遠い田舎町へ旅をしたくなってしまいます。
3つめは映画「ダンス ウィズ ウルブス」のジョン ダンバーのテーマ。
この映画はみたことがありませんが、4年ほど前に買ったコンピレーションアルバムの中に入っていた曲です。
夕暮れの山道をドライブ中、この曲が流れてきたときはおもわず思考が止まり、はるかとーくを見てしまいました。けっこう「ヤバイ」っていう感じ?
音楽にたいして感じやすいほうなんでしょうか、まあ鈍感よりは敏感のほうがいいですよね。意外とロマンチストっていうこと?(笑)
音楽の力ってすごいとおもいます、人間のこころまでコントロールしてしまうのですから。