2007年 02月 28日
照明器具選び
きょうで2月もおしまい、やっぱりはやかったですね~っ2月は。
ただでさえ短い2月なのに、今月はいくつかの仕事がかさなったため、よけい早く感じさせられた気がします。
2月は大学の授業がなかったことが救いでした。
きょうは事務所で計画中の2軒の住宅の照明器具選びをしました。
この器具選びって簡単そうでかなりのエネルギーを使うものなのです。
分厚い照明器具メーカーのカタログ横に置き、あれこれとその部屋にあった器具を選び出すのですが、この作業はいまでもスタッフには任せきれないくらいこだわりをもっています。
それって具体的な決まりがあるわけではなく、あくまでもぼくの気分で決めて行きます。
基本的には白熱灯の器具、絶対蛍光灯は使わないということ。最近たまに間接照明の器具にリネストラランプをつかいますが、、、。
人類の歴史をさかのぼれば、あかりは火、燃える炎だったのです。その炎を囲んで人はながーいあいだ生活してきたわけです。
ですからあかりは燃えていなくてはいけないのです。ということでタングステンが燃えている白熱灯はひとに安らぎを与えてくれるのです。
蛍光灯はガスの化学変化を利用した発光体なのでそれからは暖かみや安らぎなどかんじられないというわけです。
もっといえば、もっとも暖かみがあり安らげるあかりを必要とするのであれば、それはローソクなのです。
どんなに質素なおかずの食卓でも電気を消してローソクで食事をするとそれはムーディなディナーに変身してしまいます。
嘘だと思ったら試してみてください。
それから天井には照明器具を付けないこと。どうしても必要な場合はダウンライトにする。あとはブラケットかフロアスタンドでいきたいですね。
これも人類の歴史との関わりがあります。夜のあかりはつねに床か壁からきていたんですよね。
これもぜひお試しあれです。
さて今夜のおかずは~?、ローソクで夕食にしますか(笑)