2007年 08月 12日
家族って?
世間が夏休みに入った昨日あたりから我が家の前の川越街道は1日中渋滞しています。
クルマの中をみると、どこか遠くへ出かけるような家族連れが目立ちます。
きっと関越道が混雑しているので一般道でむかっているのでしょうか、、、。
家族連れで避暑地へ出かける人もいるでしょうし、家族に会うために郷里へ帰る途中の人もいるのでしょう。
もしかしたら近くの映画館へみんなで映画を見にいく家族もいるでしょう。
混雑する時期に、しかもこの猛暑の中、かたちはどうあれ、ひとは家族の喜びのために、待っている家族のために、そして亡き家族、先祖を供養するために移動するようです。
家族のために、、、その家族ってなんなのか、考えてしまいました。
辞書によれば「夫婦、親子などの血縁関係によって組織された、人間社会の一単位。夫婦を基礎として、一家をなす人々」
結局家族のスタートは夫婦のようです。
ということは他人同士が結婚し夫婦となり家族が生まれ、子供ができて、またその子供が他人と結婚してまた子供ができて、、、家族の連鎖。一代づつ他人が加わり永遠につづくつながりです。
では家族ってどこまでの範囲をいうのでしょうか。
そしてなぜ家族のために、ひとは折角の休みの時に大きなエネルギーを費やしてがんばるのでしょうか。
昔ある本で読んだことがあります。
家族にとってもっとも大切なもの、それは「おもいやり」なのだそうです。
ということは「おもいやり」のない家族は名ばかりの家族で本当の家族ではないらしい。
基本的には他人の二人からスタートした家族にとって「おもいやり」は不可欠のものといっていました。
一般的に家族だからこそわがままに、好き勝手にやれると考えがちですが、そういう考えは誤りのようです。
家族だからこそ、本当のおもいやりが必要ということ。
もっといえば、たとえ100人中99人が敵になっても最後の最後まで信じてくれるのが真の家族なのでしょう。
家族として「家族を信じて、おもいやるこころ」の大切さを改めてかみしめている夏休みです。