2007年 08月 21日
『新しい住まいの設計』に掲載
きのう発売された「新しい住まいの設計 10月号」という住宅雑誌に昨年秋に竣工した大塚駅近くのI HOUSEが掲載されています。
その特集のタイトルは[ THE GREAT TINY HOUSE ]だそうです。
偉大な小住宅?というタイトルには笑ってしまいました。
本屋さんに行ったおりにでも立ち読みしていただければ幸いです。
また、竣工当時の写真は我が事務所のホームページのWORKSコーナーでも見ることができます。
そのI HOUSEは商店街の一角にある敷地面積15坪の旗竿状敷地に4層の3階建て、内外コンクリート打ち放しの住宅です。
雑誌の写真は完成して数カ月後の撮影で、骨董品を扱っているクライアントの趣味が各所に反映されていています。
シャンデリアやアンティーク家具、古い書物そして豊富な観葉植物など、、、。
狭い空間にもかかわらず物が多いのですが、ひとつひとつのものへのクライアントの愛情とこだわりが感じれられ、狭いながらとってもセンスよく住われています。
設計当初の見積りの予算オーバーにより、完成した建物は仕様変更や取り止め工事により建物はほとんどスケルトン状態です。
その建物を若いIさん夫妻はみごとに住みこなしてくれています。
この光景は設計者としてはなによりもうれしいものです。
センスってだいじですよね。
大きな家にたくさんお金をかけるだけがいいわけじゃなくて、コンパクトな空間の中で、好きなものに囲まれて生活することも素晴らしいこと。それにはかなりのセンスが必要なことがわかります。
さてさて、我が家はローコストながら、そこそこ広いのに片付いていないのはセンスないからなのでしょうか?(失笑)
by hosoya_isao
| 2007-08-21 18:38
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