2007年 11月 22日
がんばれ!宮下裕史くん
今週は明日から連休なのできょうは2つの現場に行くことになってしまいました。
(といっても、あしたも打ち合わせですが、、、。)
午前中はO HOUSEの現場へ。
先週から造作大工のMさんとKさんが入ってきて、工事をすすめてくれていますが、きょうは細かい納まりの打ち合わせです。
O HOUSEは工事費削減のために、内装工事がありません。
柱、間柱、根太、垂木が部屋から丸見えとなるのです。
外装はサイディングで仕上げますが、、、まさに骨と皮の家。
そのため、各部材は仕上げてもらっています。そして金物も出来る限り見えないように、どうしても見えてしまう場合は目立たないような位置に決めてきました。
内装のない超ローコスト住宅?ははじめてなので、かなり気を使って納まりを決めていますが、よく現場からはぼくが予想していなかった部分の納まりのなどの問い合わせを受けます。
逆に現場ではそこまで気をつかって工事をすすめてくれているのか~と嬉しくなってしまいます。
この家は構造材の納まりが全てみえてきてしまうので軸組みサンプルのような家なのです。
午後は寄居のA HOUSEの役所による工事完了検査があり、担当のHiとともに立ち会ってきました。
大きな問題もなく無事終了。
6月の建築基準法の改正以来、はじめての完了検査だったのでかなり厳しいものではと緊張して臨んだのですが、検査官にはスムースに検査を進めていただいてよかったです。
夜は、7年前に卒業した宮下裕史君がきてくれました。
彼の在学中、ぼくの設計したクラブ「R hall」の工事を手伝ってくれたことが彼と知り合うきっかけでした。
それから彼は大学院を卒業し、各地を転々としながら、いろいろな仕事をしながら写真と文章を書き続けているのです。
なかなか、いい写真そして癒し系の文章がいい、、、。
そして、なんとかその道で食っていこうともがいている姿が、純粋で若者らしくていい、、、。
宮下くん、夢にむかってがんばれ~!!!