西大井の住宅とカフェの見学

西大井の住宅とカフェの見学_a0394451_11250794.jpg

きょうは午前中走ったあと、五反田でFと待ち合わせて西大井でのAPOLLO Architectのオープンハウスにいってきました。
以前からとても気になっていた事務所で、一度作品を拝見したいとおもっていたところにオープンハウスの案内をいただいたのです。
その現場は偶然Fの自宅から至近距離にありました。
コンクリート壁式構造なのですが、正面には大きな開口部がとられ、なかなか開放的な住宅に仕上がっていました。
構造設計は梅沢事務所OBの正木さんとのこと。

3階建ての住宅で、1階がガレージとバスルーム。2階が個室、そして3階は天井のたか~いLDKという構成です。
外部は塗装仕上げ、内部もコンクリート打ち放しの全面補修仕上げでした。

そういえば、先週見に行った谷内田さんの集合住宅もコンクリート打ち放し全面補修だったな~。
ぼくは長いことコンクリート打ち放しの建物を設計していますが、コンクリート打ち放しの全面補修は好きになれません。
コンクリートの打ち放しは色むらはもちろん、コールドジョイントやピンホール、少々のジャンカの補修があったほうが力強い表情になるものなのです。
石に目や模様があるように、そして木には木目(モクメ)があるように、コンクリートにもコンクリートの表情があるのです。
それはセメントのメーカー、砂や砂利の産地にもよることもあります。
打設時の気温や天候、そして時間にもよります。
それほどいろいろな要素によっていろいろな表情が生まれる素材なのです。
コンクリート打ち放しの表情は決して均質ではないもの。
そこが良いところだとおもっています。
全面補修は、壁紙やペンキ仕上げと変わらない均質感があり、迫力に欠けるのです。
ファッションとしての仕上げ材と考える人にはいいのでしょうが、、、。

きょうのオープンハウスもサッシの納まりやハーフユニットバスなどたくさん参考になることを見させていただきました。
ひとの作品を見ることは、本当に勉強になります。

帰りに広尾のEのところによって、Hと最近のカフェについおてのお話。
そういえば最近、ちゃんとした?カフェというかくつろげるカフェにはいってなかったな~と実感。
ということで渋谷のカフェ マーブルへ行ってきました。
そうそう、大きめの住宅の居間の延長みたいなの、、、わかってるけど、、、ふつ~っちゃあ、ふつ~うなんですよね~。
でもそれがけっこうウケテル~?!

この連休には、何軒かカフェってみましょう。
by hosoya_isao | 2008-04-26 17:31 | Comments(0)