宮脇壇 没後10年記念  デザインサーベイ図面展へ

このところ毎日涼しすぎる感じ。
きょうも午前中、いつもの10キロコースを走ったのですが、走り始めは短パン、Tシャツでは寒いくらいでした。
それにしても、あの先週までの暑さはどこへいってしまったのでしょう。
ぼくとしては、快調に走れてよかったのですが、、、。

夕方、小田急線鶴川駅近くの可喜庵というギャラリーで開催されているデザインサーベイ図面展「宮脇 壇 没10年記念 法政大学建築学科宮脇ゼミの記録」という展示を見に行ってきました。
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8月21日~9月16日まで開催されているのですが、きょうは宮脇ゼミ出身の、古くからの知人でぼくの尊敬する建築家 中山繁信さんのギャラリートークがあったので、これもはずせないというところ。

宮脇さんはだれもが知っている有名な建築家ですが、独立初期には法政大学の非常勤講師をしながら、伝統的都市空間の実測調査を数多くしていたことは、あまり知られていないようです。
ぼくもそのひとりでした。
1970年前後を中心に行われた倉敷、馬籠、五箇庄などの調査記録がたくさん展示してありました。

6時からは中山さんの当時盛んに行われたデザインサーベイの手法や宮脇ゼミでの楽しい思い出話。
当時はデザインサーベイ真っ盛りの時代だったようで、夏休みをつかい現地実測調査をおこない、こつこつと手書きで工夫をかさねながら図面におこすというじみ~な作業をくりかえしていたようです。

そのあたりのスケッチや採寸作業が、宮脇さんの作品、そして中山さんの作品に反映されているということがわかってきました。

その街のひととコミュニケーションをもつ訓練、街並みを観察する眼、ディテールを詳細に観察する眼が、建築設計を進めていくうえでも、スケール感やデザインセンスを養う大切なことであることを改めてしりました。
ボックスシリーズという斬新な住宅を数多く発表していた裏では、このような地味な実測調査活動をされていたことにも驚かされました。

そして、饒舌な中山さんのトークに、宮脇ゼミOBのかたがたの楽しい宮脇談義は最高でした。

没後にも、みんながあつまって故人の話で盛り上がるなんて、やっぱり宮脇さんはスゴイ建築家で幸せなひとなんだな~。

ちなみに20年前、まだまだアオかったのボクは雑誌の企画で、ぼくの設計した住宅を題材に、宮脇さんと対談したことがあります。
これ、ささやかな自慢?(笑)
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by hosoya_isao | 2008-08-23 20:49 | Comments(0)