コンクリート打放し外壁検査

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きのうは朝一番で雑司が谷のAK HOUSEの外壁検査がありました。

この建物の外壁はすべてコンクリート打放しの建物、来週早々には足場をバラスとの事。
そこで足場のあるうちに、すべての外壁をチェックし悪い箇所があった場合は補修の指示をしなければなりません。
狭い敷地に目イッパイ建てているため足場をつたって外壁をチェックするのは一苦労です。
この建物はコンクリートの打設状況が良かったため、外壁の手直しの必要な部分はほとんど見当たりませんでした。
これから撥水材を塗布し、来週には足場もバレ、養生シートも取れて、晴れて外観のお披露目となります。
なんか除幕式を迎えるような気分でちょっとワクワクしてしまいます。

きょうは手摺も付いた屋上にも上がり、仕上がりのチェック。
周りを住宅に囲まれた狭い敷地だからこそ、屋上の外部空間の活用は大変有効です。

現場担当のSさんが「スカイツリーも見えるんですよ~!」と言うと、だれもが養生シートを乗り越えて、東の方向を眺めていました。
確かによく見えます。
っていうことは、隅田川の花火もバッチリ見えるっていうこと?!

そういえば、3年前に完成した西麻布のA HOUSEの屋上はは神宮外苑の花火の特等席っていったいましたっけ、、、。

密集した住宅地での屋上は予想もしえなかった意外なプレゼントをもたらすものです。

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きょうは川口のM HOUSEの打ち合せへ。

こちらは基礎のコンクリートの打設が完了し、大工さんが木の床の下地工事をしていました。
3階建ての鉄骨造なのに木造の床?って思うでしょうが、コレがなかなかユニークなところ。
フレームは鉄骨造で梁はすべて100×100のH形鋼なのですが、床はコストダウンを図るために木床組にしています。
このことにより、各階の床仕上がりと下階の天井とのふところ寸法はたった170ミリで済んでしまいます。
ということは階高が低く抑えることが可能となり、厳しい道路斜線などをクリアーすることが出来るのです。

大工さんは「鉄骨に木を抱かせるのがけっこう大変!」っていっていましたが、、、。

日に日に変わっていく現場や新しい工法や納まりを見ることはホント、楽しいものです。
実際やってるほうは大変だってか~、、、よ~くわかっておりますので、、、そこんとこはよろしくですぅ~、、、。
by hosoya_isao | 2010-04-01 17:38 | Comments(0)