2010年 05月 06日
ブリーダーやってました。
どこで聞いたのか、ボクが愛犬家の建築家ということで話を聞きたいとの事。
そこでボクと犬の歴史(おおげさ?)そしてボクの犬に対する考え方をとっぷりと話させてもらいました。
そしてぼくは中学生でブリーダーをやっていたということをお話するととても驚かれていました。
ボクの犬歴はボクが中学2年生のときから始まります。
もともと犬が大好きだったのですが、母の身内がかつて狂犬病で亡くなっていたこともあり、それまでは我が家では犬は飼うことが出来ませんでした。
中学校に入り、父から良い成績を取ったら犬を買っても良いという許しを得て、ボクは頑張りました。
当時からエサに釣られるタイプです。
学年1番を達成し、待望のコリー犬を飼うことになりました。
そのコリー犬は従順で頭が良く、毎日学校から帰ってきてからの愛犬との運動は大きな楽しみでした。
ドックショーにも出品したり、見に行ったりもしていました。
そんな環境にいると、自分で犬を繁殖をし、仔犬をみたくなってきたのです。
そこでボクは犬舎号を取得しました。
犬舎号とは人間で言えば苗字です。ブリーダーはこの犬舎号が必要なのです。
その犬舎号は「エリートホソヤ」。
ちなみに、血統書の名前のつけ方は、何々オブ エリートホソヤとなります。
この何々の部分がファーストネーム。
このファーストネームもその犬舎の繁殖順番にAからはじめます。
初回の繁殖の場合はA胎犬ということでAREXとかAPOLOとかANIYとか。
2回目の繁殖はBをつけます。BETYとか、BENとか、、、。
これで、血統書をみるとどこのブリーダーの出身で何番目の子達かがわかるのです。
ボクはあくまでも仔犬が好きでブリーダーをはじめたわけで、商売はまったく考えていませんでした。
ただ、結果的には仔犬たちは日本各地から問い合わせがあり、仔犬たちは各地に引取られていきました。
コリーとアフガンハウンドの繁殖を3~4回行ったでしょうか、、、。
5~6匹の仔犬とじゃれあうなんて最高に楽しい時間でした。
しかしそんな一番可愛い盛りに離れるのが辛かった、、、。
高校生になると、そんな時間も取れなくなり繁殖の機会はなくなってきました。
またもうひとつの理由は、可愛い犬を使って汚い商売をする人がいることを知ってしまったこともブリーダーをやめるきっかけになりました。
それ以来、繁殖はしていませんが、犬はいつもボクの傍らにいます。
ボクの犬に対しての考え方を書くとなが~くなってしまうので、またの機会にしますが、
基本は「犬は人類最古の家畜」であるということ。
犬と人間の間には信頼と愛情のある主従関係が大事であるということだとおもいます。
それが人間にとっても犬にとっても幸せなことなのではないでしょうか。
そういえば、ボクのクライアントの愛犬家率はけっこう高いです。
もしかしてボクは犬のニオイがするんでしょうか~、、、。(笑)
by hosoya_isao
| 2010-05-06 19:58
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