走れる場所に感謝

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きょうは久しぶりにT大学の川越キャンパスへ行ってきました。

まずは今週火曜日に提出された卒業設計の採点から。
今年は卒業設計を取った学生が少なかったようで、例年であれば2つの製図室をフルに使って展示されているのですが、今年は1室プラス4分の1くらいといったところでした。
採点するほうとしてみれば、作品を見る時間が少なくてすむので楽といえば楽なのでしょうが、少々寂しさも感じてしまいます。

毎年、学科定員としてはそれほど大きく変わらないなかで、卒業設計を選択する学生が減っているということは、学生が4年間大学で建築を学んできて、建築設計に魅力を感じなかったり、建築設計の集大成としての卒業時の作品製作の必要性を感じない学生が多くなってきたということなのでしょうか、、、。
長いこと建築設計の指導を担当してきた者にとってはこれまた複雑な気持でもあります。

そんな状況の今年の卒業設計でしたが、もちろん力作もありました。
ただ、ずば抜けて目立つ作品というのがなかったという印象です。
全体の中から、上位7作品を選び、順位をつけ点数をつけるのですが、その差が僅差なのでかなり悩みまながら採点となりました。

来週土曜日には卒業設計の講評会があり、そのときに各先生方の採点結果が集計され、各学生によるプレゼンが終わってから卒業設計賞が決まります。
今年は(も?)、かなり評価が分かれそうな気がします。


採点を終了してから、連合育成会の理事会があり出席してきました。
卒業生の名簿管理、会費、寄付金の取扱・管理などについての実務的な打ち合わせです。
このような作業を卒業生がやらなければならないの~、、、と思ったしだいです。
基本的には皆さん、仕事を持っている方々なので、平日の午後に会合というのも、、、ちょっとつら~い、、、、のです。
by hosoya_isao | 2012-01-26 20:25 | Comments(0)