チミはそれでホントに幸せかい?

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毎朝聞いているNHKラジオの英語講座「リトルチャロ2」も物語がだんだん佳境になってきています。

捨てられた子犬だったチャロはショウタ少年に拾われ救われたのですが、今度はショウタがケガで瀕死の重傷を負い、生死の間をさまよいます。
チャロも気付くと、ショウタのさまよう生と死の間の世界に行ってしまいます。
そこでチャロはいろいろな人(犬)と出会うのです。
チャロは生まれてすぐに離れ離れになってしまった母親とそこで再会するのですが、母親は自分が母親とはいえない辛い事情がありました。
また、間の世界で出会ったひとりぼっちの仔犬ベルは、以前知り合いだった頼りになるボス犬ドレッドの子供だったことがわかり、ずーっと離れ離れだった親子が感動の対面をするというのがきょうまでの話でした。



昨日、きょうと、我が家の庭のアルピーヌがひどく吠えるので、庭を見てみると、庭の片隅に見慣れない白い猫が座って、アルピーヌを見ています。
よくよく見ると、アルピーヌの横に座っている猫のコピーを見ているようにも見えます。
カラダはコピーよりも大柄なのですが、カラダのカラーリングはそっくりです。

このコピーは2年前の夏、まだ生後間もない子猫のときに、どこからともなく我が家の庭に現れました。
人間からそうとうひどい仕打ちを受けたのか、人が近づくと背中を丸め威嚇しながら逃げていってしまいました。
そんな中、はじめは我が家の愛犬には吠えられながらも少しずつ近づいてきて、ドックフードを食べるようになったのです。
それからは、優しい性格のアルピーヌとうちとけるのにはさほど時間はかかりませんでした。それ以来、犬と子猫の同居を始まったのです。

よくよく考えると、野良猫にとって、飼い犬と同居して生きていくということは、もっとも安全な生き方のようです。
まず、野犬に襲われることはなく、心無い人間にいじめられることもありません。そのうえ縄張り争いをする他の野良猫は犬のもとにいる猫には向かってきません。
食事はドックフードですが、毎日ちゃんと食べることが出来ますし、寒い日はいつも愛犬アルピーヌの温かい背中が猫のベッドになります。

そんな生活を送っていた猫コピーの前にそっくりの猫が現れたのです。
もしかしたら兄弟なのでしょうか、それとも親?
お互いに、見つめあいながらも近づこうとはしません。

当然、その猫にとって、犬と同居をするということは理解できないことなのでしょう。
コピーにとってはいまさら犬のアルピーヌとの生活を捨てることができないといったところなのでしょうか、、、。
そうだったら、切なすぎるぅ~、、、。

もしかしてボクの勝手なおもいすごしかもしれませんが、、、、。

そんなコピーよ、「チミの今の生活は幸せかい?」と聞いてみたくなりました。


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by hosoya_isao | 2012-02-13 18:40 | Comments(0)