エスキス模型群

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きょうは八王子のK大学へ。
先週は八王子学祭で休講だったので2週間ぶり。

内容の濃くなった課題の進捗状況を期待していたのですが、、、その期待は甘かったようです。
たしかに学祭で休講だったのですが、学祭に関係していた学生はいつも以上に多用だったということなのですからね。

講評室の大きなテーブルの上にはエスキス模型がずらーぁっと並べられていました。
おなじエスキス模型でもその模型の密度はまちまち。
発泡スチロールのただの塊の学生もいれば、開口部や構造体まで考えられている学生までいます。

全体講評を終え、きょうも新しいメンバーと、ひとりひとり順番にエスキス模型をもとにエスキス。
恒例の出身地はどこ?からスタートです。
こう見えて?中学生時代は地理部にも所属していたくらいなので、日本各地の都市はほぼ把握しています。
しかも関東、東北、中部、東海、北陸はバイクでほとんど行っているので、かなり小さな町もわかります。
ということで地方出身者とはすぐに打ち解けることが出来るのです。
ある意味特技(笑)

ところでエスキス模型は設計を進めていくうえで、スタディのために作るものなのですが、ボクはというか、わが事務所ではエスキス模型ほとんど作りません。
ボクのエスキスは頭の中と、スケッチのみです。

基本設計がまとまった段階で初めて模型を製作しますが、これはほとんど実施計画の模型となります。
模型を切り刻んでエスキスをする設計者も多いようですが、どちらかといううとボクは平面プラン優先・スケッチ優先派です。
ですからどこでも、いつでもエスキスができるのです。

人それぞれのエスキス方法があってよいとおもいます。

結果として良い建築になればエスキスはどんな方法でもよいのですねぇ~。
by hosoya_isao | 2012-10-16 20:20 | Comments(0)