2010年 08月 27日
昭和22年の東京駅
会議の後にIさんのスライド会があるというので、オープンデスクに来ているYさんも誘っていってきました。
まずは、ソフトユニオンメンバー共著による環境本の原稿の進み具合の打ち合わせからスタートです。
ボクは遅れてメンバーに加わったので、他のみなさんよりも遅れ気味、、、。
9月イッパイに各自担当部分の原稿を完成提出とのこと、9月に入ったら、なんとか頑張ってみます。
そして11月にはソフトユニオン主催でクロアチア旅行を計画しているとのこと。
原稿出筆した人の中から、くじ引きで2名がただで招待されるとのことのよう、、、。
ちょっと楽しみになってきました。
議事が終了してからは、Iさんのスライド会です。
このスライドは、Iさんのお父様のカーンというアメリカ人の友人により、昭和22年に撮影された日本の建物や風景、街の様子などの貴重な写真です。
当時としてはかなりめずらしいコダクロームのカラースライドなのです。
まずはじめに、皇居お堀端のGHQ本部からはじまり、皇居、東京駅など。
東京駅は空襲の被害を受けたままで、窓ガラスが割れてなくなっていて、窓からは向こうの空がみえています。
また手前の、現在は丸ビルが建っているところは、根伐り工事段階で工事がストップしていて、雨水がたまって池のようになっています。
続いて銀座や築地市場や東京湾など、いまから63年前の街や人の生活ぶりがカラーで見ることができました。
それを見ていると、現在の東南アジアの街の一角のような雰囲気のようでもありました。
また東京湾は戦争中は東京工場群が閉鎖されていたので、海水は澄み切って、最高にきれな海の写真が撮影されていました。
写真に写っていた子供達は、いまは70歳前後になるのでしょう。
その人たちがみたら、さぞかし懐かしがることでしょう。
それにしても60年以上前のカラースライドが残っているということには驚かされました。
ボクたちが、いま普通に撮影しているデジカメのデータって、60年後にちゃんと保存で来ているのでしょうか、、、けっこう不安になってしまいました。
by hosoya_isao
| 2010-08-27 22:27
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