いつの間にか金木犀の花

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最近、ぐっと日の出が遅くなり、ボクが起きて寝室の窓を開けるころはまだ外は薄暗くて外の様子ははっきりわかりません。
そんな朝、金木犀の花の匂いが気になっていました。
きょう、明るくなってから寝室の窓の外をみたら金木犀の花がいつの間にか満開でした。
もっと季節の草花の変化に敏感にならなくてはいけないな~、、、ちょっと反省です。
坂村真民の詞「2度とない人生だから、1輪の花にも無限の愛をそそいでいこう、、、」の一節を思い出しました。


おとといの夜、テレビをつけたら映画「余命1ヶ月の花嫁」をやっていました。
昨年近くの映画館で上映していたので見たかったのですが、この手の映画を外で見るのは苦手なのであえて見ませんでした。
なぜって、ボクは涙もろい、、、。
いいオヤジが映画館で映画を見ながら、ひとり感動して涙を流しているなんて、かなりオカシイ~でしょ~。(笑)
ということで、おとといは我が家の居間でその映画をじっくり見ることができました。
いや~泣けたな~、、、。

限られた命を宣告されたときの絶望感。
周りの人たちの葛藤。
ほんとうの優しさ、愛情って、、、。
残された1日1日を大切に生きようとする姿勢。
残され人たちに、何かを伝えておきたいという気持。

本人、もしくは周りにそのようなことを経験した人はきっと気持が入り込んでしまったと思います。

この映画に関して、ヤラセだとかの中傷をいろいろといわれていることも知っていました。
でもそんなことよりも、仮に作られた部分があったとしても、そのストーリーを見て純粋な気持になれるだけでよいのだとおもいます。
純粋な気持になって感じられるひとは幸せなのですね。

人って、余命が限定されていないと、いつまでも命が続いているように錯覚してしまいがちです。
大切なことは、1日1日を大切に生きること。
1日1日を振り返り、何かを感じて生きることなのだと改めて思います。
そして出来る限り、日々感じたことは書き留めておきたいと思いました。

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by hosoya_isao | 2010-10-06 23:37 | Comments(0)