カーグラは捨てられないよね~、、、。

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きょうはN HOUSEのクライアントお会いして、現在すすめている実施設計の中間打合わせをしてきました。
100分の1の図面から50分の1の図面になると、かなり細かい点まで見えてきます。
特に設備機器の確認や各部屋周りの施錠の希望など、こまかい打ち合わせです。

きょうの打合わせで、クライアントは先日仮住まいに引越しをしたのですが、いままでお住まいだった和室の欄間に使用されていた組子細工も建具を新しい家のどこかに使用して欲しいとのことでした。
2枚の40センチ×17センチの凝った組子細工です。
新しい住宅のどこに組み込めるか、これからじっくり考えて見ます。

それからもうひとつ、ボクが共感した話。
クライアントのMちゃん(幼なじみなのでこう呼んでいます)はカーマニア(カーグラ的にいうとエンスージアスト)で中学校の頃から自動車月刊誌「カーグラフィック」を取っておいてあるとのこと。
この歴代の「カーグラフィック」が処分する気になれなかったとのことで、奥さんの冷ややかな視線?を横目に、結局仮住まいに持っていったとの事でした。

その気持、よ~くわかります。
他のクルマ雑誌はどうでもよいと思えるのですが、「カーグラフィック」は別格なのですね。
昔から、いや昔はもっと紙も写真も装丁もよかったようにおもいます。
ボクもMちゃんには及びませんが、我が家の物置には、各年ごとに整理した歴代の「カーグラ」が積んであります。
1冊も捨てたことはありません。

この話しは先日、自動車メーカー研究所に勤務する友人のHi君ともしていました。
彼も何回も引越しをしているのですが、奥さんや子供たちになんといわれようと「カーグラ」だけはぜったいに捨てないで持っていくそうです。
彼は子供たちが成長し巣立っていったら、子供部屋を自分の書斎に改造し、カーグラ ライブラリーにして生活したいとのこと。

「カーグラフィック」って、その号その号に自分の記憶もたくさん詰っていっるような気がします。
そのときそのとき、クルマの記事を見ながら、そして写真をみながら、いろいろなクルマのテイストを教えてもらい、自分自身のクルマライフを考え、そして夢を見させてもらったということなのでしょうね~。

古い「カーグラ」を見ると、当時の車と自分が思い出され、無性に懐かしい気持になってしまうのはボクだけではないようです。
by hosoya_isao | 2010-10-28 18:54 | Comments(0)