勉強になります。

きょうは午前中、大学への行きがけに、川越のMビル改修現場の打ち合わせがありました。

10年ごとの大規模改修で今回は3回目の改修です。
今回も外装のカラーリングを大幅に変更することになっているので、完成するとまったく違うビルになったようなイメージチェンジがはかれる予定です。
古くなって傷んだところを直すというだけではなく、新たなカラーリングや新たなデザイン的な要素を付加することにより、ビル自体の魅力を上げ、近隣ビルとの競争力をあげることはテナントビルとしては大切なことだと考えています。

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午後からは授業。
きょうからまた新しい課題がはじまりました。
タイトルは「何かがある家」。
前回は小規模な都市型住宅でしたが、今回は前回の住宅の敷地のはす向いの敷地に建つ家族8人が住む大型住宅です。
その家族構成がなかなか複雑で、もしこんな家の設計依頼が舞い込んできたら、ボクはけっこう悩んでしまいそうです。

課題説明の後に、きょうも非常勤の先生方の特別講義がありました。
まずHiさんには、最近挑戦された海外コンペのエスキスからプレゼンテーションまでを詳しく説明していただきました。
毎回といっていいほど、厳しい敷地条件からスタートするボクの小住宅のエスキスとは別世界のものでした。
たまには斜線制限から開放されて、自由にスケッチしながら形態のエスキスをしていけたらな~なんて、、、。

二人目のレクチャーはTさん。
「寸法と距離」というテーマに沿って、ご自身の設計された住宅を使いながらわかりやすく説明をしてくださいました。
2世帯住宅でありながら、ホームエレベーターを設けて親世帯を2階にもっていくという考えは「なるほどね~」と納得させられました。

毎週授業では顔を合わしている面々なのですが、どのようなことをしているのかは詳しくしりません。
このような機会にそれぞれの考えていること、やっていることをお聞きそることは、学生達にはもちろんのこと、ボクにとっても新鮮でとても勉強になりました。
by hosoya_isao | 2010-11-16 19:01 | Comments(0)