ママさんランナー

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今朝起きて新聞をみていると、世界陸上の女子マラソンが朝の9時からあるとのこと。
朝、久しぶりに長めのジョグをしようとおもって起きたのですが、女子マラソンを見終わってからにしました。

レースは前評判では岡崎が優位といわれていたのですが、結局後半からペースをあげたケニア勢にくらいついて行ったのは「ママさんランナー」の赤羽でした。
最終的にはエチオピア選手を1人抜き去り最終的には5位入賞を果たしたのです。

中継を見ていて気になったことがあります。
赤羽のことを解説者は「ママさんランナー」と呼んでいること。
一般的に「パパさんランナー」という呼び方はききません。
ママさんランナーということは結婚してこどもを生んでいる母親であるということ。
ということはこどもを生んで子育てをしながら大変な苦労をしているということなのでしょう。
きっとコーチのご主人の協力無しには成り立たないということなのでしょう。

でも今の世の中どんな世界、業界でも「ママさん〇〇」として頑張っている人はとても多い気がします。
むしろ大変なのは「母子家庭ママさんランナー」とか、もっともっと大変なのが、経験的には「父子家庭パパさんランナー」なのだとおもいます。(笑)

ですから「ママさんランナー」という呼び方はあまりスキではありません。

一般的にもっとも恵まれているランナーはトレーニングの時間が十分に取れて、3食まかないが付いて、家事や子育てなどをしなくて良い状況。
しかし、一般人ランナーではそんな人はまずいません。
ですから、一般人でランナーとして恵まれている環境は、独身で親と同居していて、炊事や洗濯などをしなくて良い人たちでしょう。
次に独身貴族。持っている自由な時間とお金はすべて自分のために使えて、家事も自分自身のことだけやっていれば良いという人。
その次に、一般的な家庭の「ママさんランナー」そして「パパさんランナー」となります。
そしてランナーとして、わりと大変なのが「母子家庭ママさんランナー」「父子家庭パパさんランナー」ということになるのではないでしょうか。(笑)

いろいろな環境の人がいて、いろいろなハンディキャップを乗り越えて走っているのですね~。
そして病気や家庭の事情で、走りたくても、走れない人がたくさんいることを忘れてはなりません。

ということで、きょうは走れるときに走っておこうと、マラソン中継が終わったところで久々に20キロジョグをしてきました。

いろいろ、くだらないことを書きましたが、結局「今の走れる環境、走れるカラダに感謝!」ということなのだと思うのです。
by hosoya_isao | 2011-08-27 21:20 | Comments(0)