こんな本読みました。

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人生も後半戦に入っていることは重々自覚しているつもりでいるのですが、いくつになってもなかなか先々を予測不能?な日々、先日本屋の書棚で気になるタイトルの本を見つけ、購入してきました。

小説は読まない主義なのですがこの本の著者の名前は知っています。
さっそくペラペラとページをめくってみました。
ところどころ小説から引用しているところはよくわからないところがありましたが、、、う~ん、なかなか良いことがかいてあります。

「冒険をしよう。中年以降の特権は、冒険をしてもいいということだったに違いない。
若い時には、私たちは親や子供のために生きていてやらねばならない。
しかし或る歳になれば、もういつ死んでもいいのだ。
私はほんとうに今自由なのだ。
冒険は若者のものではなく、むしろ老年に送られた輝かしい特権だということを、私は今まであまり聞いたことがない。」
そうだよな~、、、。今まででいまが一番荷が軽く、自由なのかもしれません。
こんなときこそ、仕事も遊びも、思いっきり気合いを入れてやらなくてはいけません。

「何歳で死のうと、人間は死の前に、二つのことを点検しているようにおもえてならない。
一つは自分がどれだけ深く人を愛し愛されたかということ。
もう一つは、どれだけおもしろい体験をできたか、である。
それが人並み以上に豊であれば納得して、死にやすくなる。」

けっきょく、残された時間を、前向きに死を意識して、おもい通りに、自由に生きていくことの大切さを説いているようにおもいました。


そんなことをおもっていたら、夜のNHKニュースで、最近、「最後だとわかっていたなら」という本が話題になっているとのこと。

これまた、優しい心になれる、とてもよい詩です。

「最後だとわかっていたなら」


by hosoya_isao | 2011-09-15 21:38 | Comments(0)