床付検査

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きょうは朝一でHビルの根伐り床の検査に行ってきました。
梅沢建築構造研究所のIさんにもきていただき、根伐り床の状態を確認していただきました。しっかり関東ロームがでていてOKとのこと。

この建物もほぼ敷地いっぱいに掘り込んでいます。鉄骨3階建てなので、根伐の深さは1.7mほどです。
近隣商業地域で角地なので建蔽率も90%まで行けますが、そこまで目いっぱいには施工的には建てられません。

これから捨コンを打ち、基礎工事にかかっていきます。
この建物は各階の平面が変則的に変わっていくため鉄骨軸組も特殊な構成になっています。
また柱脚にプレートを設け、地中梁に打ち込んでいくちょっと複雑な変わった構造です。

午後は板橋区のFさんのところへ1回目の打ち合わせへ。
またまた都市型の旗竿状の敷地を見学。敷地面積は60坪ほどあるので、狭小という訳ではありませんが、、、。
周辺は住宅が建て込んでいるので、閉ざされた環境でありながら、いかに開放的で快適な住宅にするかというところが設計者の腕の見せ所のよう。
クライアントのFさんは1級建築士でもあるので、こちらのプレッシャーもそれなりにある物件です。

打ち合わせを終えて、夜は池袋で建築学科同窓会「泉会」の三役会へ。

主な議題は来週末の卒業証書授与式の役割分担や会報の原稿集めについて。
この2年間、この会の会長を仰せつかっていたのですが、ボクも今月いっぱいで会長を卒業させていただきます。
与えられたお役目だったので、ぼくなりに2年間、できるかぎり頑張ってきたつもりですが、十分な活動ができたとは言えません。なんとか無事終われそうでほっとしています。

打ち合わせを終え、お先に失礼し10時に事務所に戻ったら、I君は明日のプレゼン模型を仕上げ中。朝からのコンクリート打設立ち会いから続けてお疲れ様です。
ボクも付き合い、夜食のような夕食を食べてから終電に間に合うように解散。

たまにはこういう残業で追い込み仕事というのも、気持ちが盛り上がってよいですねぇ~。
by hosoya_isao | 2013-03-15 10:57 | Comments(0)