2013年 03月 21日
1年点検
昨年の今ごろ竣工した、我が事務所で設計監理をさせていただいたF市公民館K分館、そして監理だけ担当させていただいたK小学校放課後児童クラブがあります。
きょうは竣工して1年を迎えるに当たり、放課後児童クラブの1年点検に立ち会ってほしいとのことで、久しぶりにその現場へいってきました。
放課後児童クラブは小学校の授業が終わってから夕方まで児童を預かる施設です。
今回の点検で、数か所の引き戸の不具合が指摘されました。
どうやら戸当たりが鴨居にしか付いていないので、勢いよく開け閉めすると、戸車に大きな負担がかかり、戸車を痛めてしまったようです。
元気な小学生の勢いというのもすごいもののようです。
建物を施工したM社の担当者と検討の結果、上下に戸当たりを付ける方法で対応することになりました。
小学生のための児童クラブなのですが、幼稚園、保育園なみに、建具などの納まりの安全には気をつかいます。
そこまで考えますかぁ~というくらい、、、。
ぼくらの小学校時代の建物は、木造で、床は板の間、建具は木製ガラス戸で隙間だらけの校舎だったなぁ~、、、。
正直、そんな時代のおおらかな校舎がなつかしいです。
最近の児童クラブは高気密、高断熱、しかもエアコンもしっかり装備されています。
真夏や真冬には居心地がよくて、家に帰りたくなくなっちゃうんではないでしょうかぁ~、、、(笑)。
他にはおおきな問題点もなく1年点検が無事終了しました。
ちなみに、同時期に完成したK分館はなんの問題もないようでよかったです。
by hosoya_isao
| 2013-03-21 18:48
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