お国変われば...


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蘇州に住むR君がマンションを買ったとのこと。
Mが先日その物件の間取りの絵を送ってきてくれました。

広いリビングダイニングにキッチン、そして3つのベッドルームに2つのバスルームという、日本の住宅事情からするとかなりゆったりしたプランです。

ただし、この間取りインテリアの絵はあくまでも一例。
中国では基本的にはスケルトンで売買し、内装は買い手側(客側)で行うのが慣例のようです。

築3年の物件だそうで、前のオーナーの内装を解体したので壁のところどころに傷や破損個所が見受けられるとのこと。
築3年にしてはドアーやサッシなど、傷んでいる個所も何か所もあるらしいのですが、それは中国ではわりと当たり前のことのようです。

日本ではベランダには小さな物置でも置くことすらできないのですが、中国ではかなり自由に使っても許されるらしく、増築して室内の一部として使っている住戸もあるそうです。
やりたい放題的な、、、、。(笑)

これから、内装のプランニングの手伝いをすることになり、まずはスケルトンの現場写真と間取り図をもとに、イメージを膨らませているところ、、、。
正式な躯体の図面を入手できたら、具体的な図面を作っていこうと思います。
しかし、中国の内装業者がどこまでこちらの意図を反映してくれるかが気になるところです。

もちろんローコストというのが絶対条件。

ローコスト材料やローコストなディテールなど、これらは日本での日常の仕事では慣れているのですが、はたして中国でもそれが通用するのか、、、、とても楽しみでもあり、ちょっと心配でもあります。
by hosoya_isao | 2013-04-15 22:21 | Comments(0)