2013年 07月 27日
丸いインナーコート
F HOUSEは敷地50坪ほどの旗竿状都市型住宅です。
都市型狭小住宅の業界的な定義としては、敷地面積が20坪以下の建物を狭小住宅と呼ぶらしいので、この住宅は旗竿状敷地ではありますが敷地面積が58坪あるので狭小住宅には当てはまりません。
建築面積が32坪、ほぼ総2階建てで、搭屋も入れた延床面積は50坪を超える大型住宅になりました。
この住宅の特徴は周りの環境には閉鎖的でありながら、中心には直径4.5メートルの円形の吹き抜けがあり、すべての居室はこの円形の吹き抜けから採光や通風を得ています。
その吹き抜けの1階はインナーコートと称するオープンスペースとなっていて、ここには水を張ることができ、深さ5センチ余りの水盤にすることが出来るのです。
インナーコートの上部からの自然光を水盤の水面が反射して、その光は各室の天井へ跳ね返っていく予定。
都市型住宅でありながら、アウトドアライフも満喫できるように屋上には流し付テラスやコート、花壇などを設けてあります。
これから1週間かけて、実施設計をまとめ、見積もりに出す予定です。
夏休み前に見積もりに出せるように頑張っていきたいと思います。
夕方からは久しぶりに床屋BBSさんへ。
日々、想定外のいろいろな出来事が起こる今日この頃。
幼馴染でもあり、もとクライアントでもある床屋さんでの時間はとてもリラックスできます。
by hosoya_isao
| 2013-07-27 17:32
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