現場でシュミレーション

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きょうはS幼稚園の定例打ち合わせへ。

先日から教室の30分の1の模型を製作し、内部空間の確認をしたのですが、開口部からの自然光の入り方が気になっていました。

そこできょうは、現場のNさんにお願いして、一番自然採光の条件の悪い教室の壁にベニアを張ってもらい、完成型の教室の採光状態を作ってもらいました。

奥行きのある教室全体の採光を自然採光だけでカバーするのはなかなか難しいのですが、園の方針として出来る限り人工照明を使わないで行きたいというご希望に沿って、トップライトの追加での設置を検討することになりました。

教室の前面が広く解放され、南向きの教室であれば、わりあいと安定した自然採光が得られるのですが、環状に配置された教室の、ところによっては東向きや西向きの教室となり、前面に大きな樹木があったりするとかなり採光条件が変わってくるのです。

やはり内部空間模型は重要であり、それをもとに実際の現場でシュミレーションすることの重要さを再確認した次第です。
建築は図面を描き終ったら終わりではないのですね。

現場はA工区の間仕切り下地の作成、B工区の野地板張が行われいていました。
今週末からは、いよいよ木造大架構の遊戯室部分の建て方が始まるようです。

幼稚園は先週で夏休みも終わり、今週からは仮設園舎や園庭からは園児の元気な声が聞こえてきていました。

やっぱり幼稚園からは、元気な子供たちの賑やかな声が聞こえないとぉ~ですねぇ~。
by hosoya_isao | 2013-08-21 17:10 | Comments(0)