2014年 03月 02日
本庄まで住宅見学に
その住宅は難波和彦さんの箱の家ー147という住宅です。
場所は埼玉県本庄市の郊外で新幹線の本庄早稲田駅からすぐの立地。周辺は新たに開発されたURによる分譲住宅地で新しい住宅が建ちつつある新興住宅地域。
いままで数多く発表している難波さんの箱の家シリーズは雑誌を通して知っていたのですが、実物を見学させてもらうのは初めて。
関越道の本庄、児玉インターを降りて、本庄早稲田駅を目指していくと、まだ開発されたての区域なので建物がまだらに建っているため、メイン道路からも平屋建ての建物の外観がよく見えます。
さっそく見学にお邪魔してきました。
敷地は50坪以上あるでしょうか、わりとゆったりした区画。その土地に建物をコの字にに配置した中庭タイプのコートハウスです。
玄関からダイレクトに広いLDKへ。そこには難波さんがいらして、直接説明をしてくださいました。
建物はかなりローコストだったようで各所にコストとの格闘の痕跡が見えましたが、それはそれで決して見苦しいものではなく、むしろ思い切りの良い潔さを感じました。
この辺りが設計者の力量の見せ所なのでしょう。
収納の建具をやめてカーテンにしたり、浴室の仕切りのガラスを取っ払ってしまったり、、、。
材料も壁はシナベニヤ、床はフレキシブルボードのビス止め。これはこれでなかなかかっこいいものです。
ちょうどいま、中庭タイプのプランを考えていたところなので、とても参考になる点が多々ありました。
さすがに箱の家のスペシャリストの難波さん、細かいところまで設計が行き届いています。
久しぶりに出かけたオープンハウス、たくさんの刺激をいただいてきました。
やっぱり建築は実物を見なければダメですね!
by hosoya_isao
| 2014-03-02 15:23
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