大黒柱

きょうはSリフォームの現場へいってきました。
今月末の引き渡しに向けて工程通り順調に進んでいて、来週には事務所検査を迎えることが出来ます。

建築工事は工事の大小を問わず、工程表に沿って進めていくのが基本中の基本。
その工程に沿って設計者は現場を監理し、工程が遅れていれば現場へアドバイスをしながら出来る限り各工事の調整を取りながら進めていくようにします。
このような進め方でいけば、たとえ多少の工程の遅れがあったとしても最終的には施工会社、各協力会社との協力により、決めた工期には終わらせることができます。

ただごく希に、施工会社が工程の遅れや、資材の手配の遅れなどを監理者に対して正直に言ってくれないケースがあります。このような現場では設計監理をしているボク達はまったくお手上げ状態になってしまいます。
こうなってくるとボク達監理者にとっても監理業務が通常よりも大幅に増え、そしてなによりも心苦しいのは、指定期日の引き渡しを心待ちにされていたクライアントに、大きなご迷惑をおかけすることになってしまうことです。

建築設計監理業務とは、自らの手で作品を制作する芸術家とは違い、結局他人の手によって物(建築)を作ってもらうことなので、作り手が動いてくれなかったらどうしようもないのです。
このようなとき、設計者の無力さを痛感することになります。

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Sリフォームの現場では、既存のケヤキの大黒柱に鴨居が刺さっていた部分に、丁寧に埋め木がされていました。

もともとは和室の大黒柱だったのですが、今回のリフォームにより、広さ26帖のLDKの中心にド~ン存在感を主張する大黒柱になりました。
by hosoya_isao | 2014-03-18 15:46 | Comments(0)