登録更新の審査請求


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先日、APEC ARCHITECTの登録更新の案内が送られてきました。

このAPEC ARCHITECTとはAsia-Pacific Economic Cooperationの建築家という資格です。
たしか10年ほど前に発足し、2年ごとに登録を更新するシステムで、1級建築士資格の所持は絶対条件で、直近の2年間にどのような建築の設計をどのような立場で担当したか、そして必要とされる48時間~72時間のCPD(Continuing Professional Development)を実施したかというような審査があります。

これに登録すると、APEC圏内であればその国の建築家と同等の立場で建築設計ができるという資格でもあります。
まあ、なかなか海外で設計する機会はありませんが、、、。

この資格の良いところは、一回資格を取ってしまえば建築に関わった仕事をしなくても、ほぼ一生持ち続けられるという現在の1級建築士の資格などと違い、実際にどのような建築を設計しているのかということ、そして直近2年間にCPDを48時間から72時間の実施したかが問われるのです。
ですから、ペーパー建築士(建築家)や、建築士資格取り立ての駆け出し建築士は登録できません。

そういえば昔、知人からうまいナゾカケを聞いたことがあります。「一級建築士の資格とかけて、足の裏についたご飯粒」ととく。
そのこころは「取らね~と気持ち悪り~が、取っても食えねぇ~、、、。」(笑)


ということできょうは、1級建築士免許証の原本照合が必要ということで、さいたま市の埼玉建築士会へ行ってきました。
この原本照合とは建築士免許証をコピーしていき、建築士会の窓口で係りの人が、その免許証原本とコピーが相違ないことを確認し、建築士会の判を押してもらいます。
ただ判を押してもらうだけのためにわざわざ、さいたま市の建産連会館まで行ってきました。

そしてちょっと不満だったことは、建築士会の会員ではないボクは1029円で、会員はその半額とか、、、。
それってナニ?この書類って公的なものなのではないのでしょうかぁ、、、。

だいたい、建築士登録や建築士事務所登録も社団法人の建築士会や建築士事務所協会などでやっているのが現状、、、。

結局、いろいろな書類などの手数料は会員でないと会員の倍額になります。
それって、そのような団体に委託しないで、国交省が自らやるべきなんじゃないのかなぁ~、、、っておもいますがいかがでしょ、、、。



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by hosoya_isao | 2015-03-24 17:14 | Comments(0)