うれしい傾向


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きのうの朝日新聞に、「中国学生、親日広まる」という記事が出ていました。

中国で日本語を勉強している学生12000人にアンケート調査をした結果です。
10年前の2005年のアンケート結果と比べると日本に親しみを感じている学生が21%も増えて全体の70%の学生が日本に対して親しみを感じているとのこと。

中国から海外にに留学している中国人学生は、たしかアメリカについで日本が多かったと記憶しています。
そして日本に留学している8万人の中国人学生の親日のパーセンテージはもっともっと高いはずです。

たとえ言語の勉強がきっかけでも、自分で相手の国のことをよく知ると、それまでの固定観念に間違っていた部分があることに気づくことがあるようです。
やっぱり大事なことは、自分で相手を、相手の国を知ろうとすることなのでしょう。

かつて中国に娘を留学させていた父親としては、当初は中国に対しては限られた情報だけによるそれほどよくない固定観念があったのが事実ですが、実際に中国に行き、中国の人たちを知ると、その固定観念は覆させられ、いまでは大の親中国派の人間になりました。(笑)
大事なことはお互いによく知ることなのでしょうね。

アンケートの最後に、10年後の日本と中国の関係はどうなっているか?との問いに、50%の学生が「今よりも親しい関係」と答えたそうです。
これも前回のアンケートよりも7ポイントアップだそう。

これからも若い人たちがどんどん交流して、理解を深めていってもらえたら、この「親日ポイント」はどんどんアップしていくことでしょうね。嬉しいことです。
by hosoya_isao | 2015-05-20 15:10 | Comments(0)