最終校正中

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来月上旬出版予定で進めている、共著本の最終校正をしています。

昨年の今頃は木造の矩計図の描き方の本の校正をしていたような気がしますが、今年はRC造の図面の描き方の本です。

今回も第1章はパラパラ漫画のように、ページをめくるごとに図面を描く順序がわかるようになっています。
建築製図の基本をマスターしてもらうために、今回も手描きによる図面の描き方で、トレーシングペーパーにシャーペンで描いたボクの図面と独特の文字(汚い文字ともいう!)による構成となっています。
後半にはコンクリート住宅図面の実例として、かつて設計した住宅、SHIKAMAHOUSE
そしてStendhalの2軒の平面図、矩計図、パースが掲載されていて、とくに後者の住宅ではRC造に木製建具を多用していて、その木製建具部分などの納まりがわかるように5分に1の詳細図も載せています。

今回、RC造の図面の描き方の本を書くにあたり、いままで設計した住宅を振り返ってみたのですが、改めてRC造の住宅が多かったのだなぁ~と感じました。
かなり大胆なディテールもありましたねぇ~、、、、。
いろいろ失敗もありました。(苦笑)それも懐かしいかぎり。

こうして、設計させていただいた建物の図面がこれから建築を学ぼうとする学生や建築初心者の方々の参考書となるのはとても光栄なことだと感じます。
これからも、どこに出しても恥ずかしくない図面(文字は汚いままだと思いますが、、、、)、そして建築を設計していきたいと思っています。

本の出版は4月上旬のよう、その際は改めて告知させてもらいます。
by hosoya_isao | 2016-03-14 19:35 | Comments(0)