こんどはRC造の矩計図の描き方の本

きょうの午後は3年生の設計課題で設定された中目黒の敷地見学へ。
実際には立てることがない設計課題といっても、教員側もしっかり敷地を見ておかないと的確な指導ができません。

今年も中目黒の目黒川周辺にある3箇所の敷地のなかから学生が選ぶパターンです。
ブックカフェにふさわしい敷地は、、、敷地選定も課題の良否にかなり影響が出るので、慎重に敷地観察をする必要があるのです。

敷地を見学のあとは目白のS・Uの事務所へ。
きょうは昨秋から進めていた本が出来上がり、出版社のMさんが出来たての本を持ってきてくれました。
今回の本のタイトルは「矩計図で徹底的に学ぶ住宅設計 RC編」。
第1章はパラパラ漫画のように、ページをめくるごとに作図手順が分かるようになっています。
ここはボクの担当。トレーシングペーパーに手描きで70枚ほど手描きで描いたでしょうか、けっこう疲れました。(笑)
仕上がり図面にはボクの「くせのある文字」、読みにくくてすみません、、、。(苦笑)

第3章の部位別パターンの組み合せの応用編では、我が事務所設計のSHIKAMA HOUSEが、そして第4章ではstendhalの実施図面が設計実例として掲載されています。

大学の建築学科ではなかなかこのような矩計図の描き方は教えてもらえません。
また、設計初心者にとっても、RC造の建物の図面の描き方や納まり、実例まで載っているので、きっと多いに役だってくれると思います。

昨年春に出版した木造編同様、愛用、愛読してもらえたら嬉しいです。

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打ち合わせのあとは、著者全員で恒例の打ち上げです。
今回も高田馬場の焼肉屋さんへ。
みんなで力を合わせて、ひと仕事終えたあとののビールは格別でした。

さあ~次はなんの本書きますかぁ~、、、。
by hosoya_isao | 2016-04-13 18:32 | Comments(0)