原寸検査

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きょうの午後はT Projectの原寸検査。構造を担当してくれているIさん、Sさんと不ふじみ野駅で待ち合わせ、川越の鉄鋼団地内にある鉄骨工場へ行ってきました。
この鉄鋼団地には2年前にF HOUSEの鉄骨工事を請けてくれたHスチールさんもあります。

今日の打ち合わせには、現場監督のHさん、躯体担当のTさんも同席してもらい、全体的な打ち合せもしてきました。

昔の鉄骨原寸検査は鉄骨向上にひろ~い原寸場があり、床が黒板のような塗料で塗られていて、そこにチョークで鉄骨材を原寸で描いてありました。
まずは鉄骨工場の巻尺と現場の巻尺の誤差がないことを確認するためのテープ合わせからスタート。
そして各部材の原寸図をチェックという作業でしたが、近年は全てパソコンの図面をプロジェクターで移しながら各部を確認していく作業にかわってしまいました。

アナログ人間のボクは、なんか、昔が懐かしくなります。

今回の建物のようなアンカープレート工法の鉄骨は、一般ラーメン構造の鉄鋼造ばかりやっている鉄骨屋さんにとってはかなろ手ごわいようで、少々泣きがはいっていたような、、、、。
当初から、この構造で、この内容で見積して、工事契約にいたっているので、泣き言はいかがなものでしょうかぁ、、、というのが設計者の言い分。

いろいろとご意見、ご希望もありましょうが、なんとかみんなで力を合わせて、良い建物にしていかなくてはです。
by hosoya_isao | 2016-04-28 17:52 | Comments(0)