帰り道は谷村美術館など、、、。

きょうも快晴。
せっかくなのでクルマはオープンにしてホテルを9時半に出発。ちょっとひんやりする空気が心地よ~い!

どんなコースで帰ろうか思案した結果、糸魚川で北陸道を降りて白馬・大町経由で帰ることにしました。
糸魚川ICを出て一般道を走っていると「フォッサマグマ ミュージアム」の看板を発見。ちょっと興味があったので寄ってみることにしました。
行ってみると、建物は特別変わったものではなかったのですが展示内容はフッサマグナの説明から、この地にヒスイや珍しい鉱物が多い訳が細かく説明されていて勉強になりました。
展示室出口付近に、あの谷村美術館のポスターが目にとまり、受付で場所を聞くとクルマで10分ほどとのこと。谷村美術館といえばあの村野藤吾氏設計によるものです。
こんなところにあるとは知りませんでした。早速行ってみることに。

その美術館は、わかりにくい狭い路地の先にありました。
受付で係りの人から建物の説明を詳しくしていただき、まずは中庭を囲む回廊からアプローチ。
アプローチは和風なのに、美術館本体は石窟のよう、、、なんとも不思議な景色ですがけっして違和感はありません。
美術館には澤田政廣氏の仏像の数々が展示してあるのですが、それら仏像の展示空間にふさわしい空間構成、ひかりの取り入れ方など大変勉強になりました。
まさに村野建築全開、素晴らしい建築です。

中庭を一周する感じで回廊をたどると、玉翠園という和風庭園へでます。
そこでまた係りの方から、美術館の建築に関する展示がされていることを教えていただき、奥の和室に案内していただきました。
そこには、村野氏のスケッチや現場での指示書、スタディ模型、図面、写真など、村野ファンの建築設計関係者としては見ごたえがあるものばかり。

今回も寄り道してよかったです。これこそ行き当たりばったり、気ままな旅の醍醐味なのですねぇ~、、、。

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美術館の見学を終えたのが1時半すぎ。
事務所には4時くらいに帰る予定だったので、今回は白馬・大町経由はあきらめ、ふたたび北越道へ引き返し、長岡経由の関越道で帰ることにしました。
柏崎・長岡・六日町経由の関越は何年ぶりでしょうか。
渋滞もなく順調に走り、4時に無事に事務所帰着。帰りの走行距離は460キロ。
長野経由と比べると40~50キロ長いようですが、時間はほとんど変わらないようです。

今回も楽しく充実した3日間を過ごすことができました。
こんな充実した時間を与えてくれたみなさんに感謝です。
by hosoya_isao | 2017-06-05 18:34 | Comments(0)