全体講評会

全体講評会_a0394451_13304033.jpg


きょうの午後はK大学八王子キャンパスで1年生の後期設計課題全体講評会があり出席してきました。
建築学科は1学年3クラス150名以上の学生がいるのですが、きょうは各クラスから優秀作品6作品を持ちより、最優秀作品を選考するというもの。
まずは各教員が5票を投票し、票の多かった3~4作品の中から再度投票により最優秀作品を選びました。
今年は第一課題、第三課題ともに優秀な作品が多く、ひとつを選ぶのには大変困りました。
最終的に2課題つうじて講評に残った13作品はすべて女子の作品。
最近の建築学科の傾向として、女子の活躍が目覚しいのは嬉しいことです。

1年生の作品とは思えない、素晴らしい発想、ユニークなデザイン、綺麗で分かりやすいプレゼンシートなどなど、これからが楽しみな学生ばかりです。
このように直に若いパワーを感じられ、吸収できるということは、大学で教鞭をとるものの特権です。ありがたい、、、。

優秀作品の発表、賞品授与のあとは各教員の個人賞の発表。
ボクは森下さんの透明感溢れる美しい作品を選びました。
森下さんは一度エスキスを担当したとき、豪邸好きとの話を聞いていました。
田園調布や成城学園を歩くのが好きだそう。
ただその好みが、ヨーロッパの宮殿のような趣味だったので正直、あまり期待はしていなかったのですが、その変身ぶりに驚かされました。
やはり、いろいろな建築(邸宅)を見て回っているので、それだけ引き出しはいっぱい持っているということなのでしょう。
建築は、まずは実物を見て歩くことが重要ということなのですね。
とても充実した楽しい講評会でした。

全体講評会_a0394451_13304239.jpg
森下さんの作品

by hosoya_isao | 2017-12-25 09:03 | Comments(0)