2018年 03月 22日
家相に、コストに、、、合わせます。
当初設計の規模では予算に合わないということで、建物全体の面積を10%ほど小さくしなければなりません。
規模を小さくするということはけっきょく各室の面積を縮小したり、
トイレを2箇所から1箇所にするといったなんらかの能を諦めるというプラン変更が必要となります。
規模を小さくするだけでもそこそこ大変な作業なのですが、この住宅はそのほかに家相についても適合することが要求されているので、
そのプランニングの難易度はグンと上がります。
とくに、都市型の住宅では敷地も決して広いわけではなく、アプローチのしかたもほぼ決まってしまうので、
そのなかでキッチン、浴室、トイレなどの位置に大きな制限が課せられるのは設計者泣かせな仕事となります。
広い敷地の中央に建てる住宅であれば家相に対応することはそれほど難しいことではないのですが、、、、
法規制が厳しい都市住宅ではまるで正解のみえないパズルを解くような感覚になります。。
まあ、ここは気を取り直して、持ち前の設計力?でこつこつと解決していかなくてはなりません。
どうあがいても神様に勝てる人間、設計者はいないのですから、、、、地味に頑張ります。(苦笑)
by hosoya_isao
| 2018-03-22 08:27
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