デスクワーク

きょうは一日、事務所でデスクワーク。
このところ、いくつかの案件が重なっていて、なかなか集中して作業をする時間が取りにくく感じているのですが、
きょうは久しぶりに基本設計の平面計画、断面計画に集中できました。

木造をやったり、鉄骨造をやったり、RC造をやったりしていると、
その都度の頭の切り替えがとても重要ということを痛感します。
木造と鉄骨造は似ているところもあるのですが、RC造、しかも内外部コンクリート打ち放し仕上げの建物となるとまったく別物です。
打ち放しの建物の基本設計では、まずコンクリートパネルの割付を意識しながら進めなくてはなりません。
これが結構重要で、窓の位置や出入り口の位置はパネルの割り付けから決まることもしばしばです。
まあ、そこがコンクリート打ち放しの建物を設計する時の面白いところでもあります。

現在設計中のRC造の2つの建物はどちらも内外部コンクリート打ち放し。
これから実施設計に入っていくと、照明の位置やスイッチ・コンセントの位置もパネル割りにあわせて進めなければなりません。
しかも、コンクリートの打設は現場での一発勝負。
設計も施工も、仕上げ材のあるRCの建物に比べると、かなり手間のかかる建物なのですねぇ~。
きっと、その手作り感・素材感がコンクリート打ち放しの魅力とも言えるのでしょう。


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by hosoya_isao | 2019-08-20 09:51 | Comments(0)