2019年 10月 25日
建築断熱リノベーション、勉強します!
いつも設備設計をお願いしているZ設計室のKさんが、最近住宅の断熱リノベーションの本を出したとのことで、
さっそくアマゾンで注文し、きょう届きました。
著者のなかには、いまとある本を共著で進めているNさん、そして矩計の本で一緒だったSさんも。
こうなると、多少高い本(学芸出版社 4180円)買わないわけにはいきません。(笑)
内容は、RC集合住宅・木造戸建住宅・そしてRC造戸建住宅の断熱リノベーションについて。
なかでもとても興味深かったのが著者Kさんの自邸のリノベーションです。
というのも、Kさんの自邸は、築30年が経過している建築家中山繁信氏の設計による住宅で、
竣工当時は新建築にも発表された内外部コンクリート打ち放しのとてもかっこいい住宅。
その住宅の断熱リノベーション工事をしたときの詳しいディテールやデータが載っているとのこと。
同じコンクリート打ち放しの住宅に住むものとしては大変興味深いものがあります。
Kさんに聞くと、リノベーション前は冬には室内で氷がはるという厳しい熱環境だったそうですが、
リノベーション工事後は、極寒時の室温は5~6度上がったそうです。
外装は金属サイディング+断熱材、屋根は断熱材をサンドイッチした折板。
トップライトもツインポリカをポリカ折板でサンドイッチした工法を採用しているとのこと。
同様の厳しい熱環境で暮らすものにはとっては大変参考になる内容です。
我が家の次回のリノベーションにはぜひ採用してみたいものばかりですが、問題はコストですかねぇ~、、、、。(苦笑)
by hosoya_isao
| 2019-10-25 14:54
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