シラバスの打ち合わせ

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午後は目白にあるS・U事務所へ、きょうも電車で行ってきました。
午後の電車は空いていて、乗客同士、お互いに気を使わずに済むので気分的には朝のラッシュ時よりは楽です。

まずはS先生、来月からともにN大学での非常勤講師をスタートするNさんと設計授業のシラバスの打ち合わせから。
いままで20年以上にわたって、T大学、K大学で設計の授業を担当してきたのですが、改めて感じるのは大学により設計の授業の取り組み方、考え方が違うということ。
いままでの大学での指導経験では、設計の授業は設計課題に対していくつかのグループに分かれて、学生のエスキスなどを中心とした個別設計指導だったのですが、N大学は毎回の授業内容、獲得目標を明確すること。そしてその授業の前の準備学習、授業後の事後学習の内容の明示することが必要となります。
わりとおおらかで(良い意味で)自由になりがちな大学での建築設計指導なのですが、毎回具体的な目標を持つことにより、授業の充実を図るとともに、大学側でも各授業の指導内容をしっかり把握しておきたいということなのでしょう。
しっかりと授業内容を考え、担当授業のシラバス作りをしたいと思います。

授業の打ち合わせのあとは、長年N大学の居住コースで教鞭を執られてこられたN先生も加わり、N先生からは、N大学で求められる設計教育と学生に対しての指導者の姿勢などについて、有意義な、そしてユニークなお話を伺うことができました。
N先生がいつもおっしゃっている、「学生のための楽しい(おもしろい)授業を!」を目標に頑張りたいと思います。
とりあえず大事なのは、「つかみ」かぁ~(笑)









by hosoya_isao | 2020-03-12 21:13 | Comments(0)