心配です

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数日前からロシア軍がウクライナに侵攻するのではとニュースになっていましたが、きょう、ついにロシア軍がウクライナ各地に侵攻を開始したとのこと。
いま21世紀の時代にそんなことはないだろうと思っていたことがついに始まってしまったことに驚かされています。
この数年、旧ソビエト連邦に所属していた東ヨーロッパ(ベラルーシ、リトアニア、エストニア)、中央アジア(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)の国々を旅して思ったのは、今までのそれぞれの国の歴史はその時代の権力争い、領土争いの舞台になてきたということ。
どの国にも戦争の記念館があり、そこを訪ねてみて、その悲惨な歴史を忘れないようにという願いが込められていたのを感じていました。
人々は戦争はいけないことだと思っていながら、ほんの一部の権力者(指導者)の意志でなぜこうして悲惨な戦いが起こってしまうのか不思議に思えてなりません。

最近知ったのですが、ロシアの国旗は白、青、赤。そのロシア国旗の赤はロシア、白はベラルーシ(ソビエト時代の呼び名は白ロシア共和国)、そして青はウクライナ(国旗は青と黄色)を表しているそうです。ということは、ロシアとしてはウクライナもベラルーシももともとロシアの一部という意識なのでしょう。
3年前に行ったジョージアも2008年にロシアが侵攻してきて似たようなことがありましたが、ここまでの戦闘にはならなかったよう。
そのことはジョージアの首都にあるトビリシの博物館を訪ねたときに詳しく知りました。
また、一昨年夏にはアゼルバイジャンとアルメニアは領土問題で小競り合いがありましたが、何とか納まったよう。
しかし、今回は大国ロシアは引き起こした侵攻なので先が見えにくきなっています。
いまの時代、同じ地球人として仲良くしていけないものなのでしょうか、、、、いまボクは直接的にウクライナのために何もすることが出来ないのですが、状況は注視していきたいと思っています。


by hosoya_isao | 2022-02-25 20:21 | Comments(0)