中央アジアの旅を振り返って part5「タクシー」

yandex goタクシーアプリで呼ぶとこんな表示が出る

今回の旅した中央アジアの国々の事前情報では、タクシーはyandex goというタクシーアプリの利用が便利で安いと聞いていたので、事前に日本でそのアプリをスマホにインストールしてから出かけた。

さっそくカザフスタン　アルマトイの空港に着き荷物を受け取り空港を出るとタクシー運転手の呼び込み合戦の洗礼にあう。かなりうざい！これは鉄道の駅構内を出たときもそうだった。

その手には乗らないとさっそくyandex goのアプリでタクシーを呼ぼうとしたのだがスマホのeSIMがうまく起動してくれない。

時間も夜10時を過ぎて少々心細くもなっていたので仕方なく、人のよさそうなタクシー運転手を探してホテルまでの値段交渉をしてみた。

何回かのやり取りでなんとか妥協できる金額で折り合いをつけてホテルへ行くことが出来たが、後で考えるとyandex goでの３倍の値段だった。

といっても日本のタクシーの半額くらいなので良しとしたが、、。

余談であるが、今回も前回のオーストリア・クロアチアの旅で使用したeSIM Holafryを事前に購入して行ったのだが都市部でのみでしか電波を拾えず、郊外ではほとんど使用できなかったのだ。やはり中央アジアのような国々においては、このeSIM会社はカバーしきれていなかったということなのだろう。

帰国後、そのeSIM会社のアンケートでほとんど使えなかったことを書いたら、全額返金しますとの返答があったが、、、。

以後、アルマトイ市内、ビシュケク市内、タシケント市内では何度かyandex goアプリを使用してタクシーを呼んでみた。

目的地を入力し、希望するグレードの車を選ぶと、クルマのナンバー、ドライバーの顔写真、そして料金とともに希望のクルマはあと何分で来ると表示さる。便利なのはその時点でクルマがどこにいるのかが地図に表示され、刻々と近づいてくるのがわかる。

何よりも料金の表示されるのが良い。けっきょく地元の人たちは100％このアプリを使ってるので絶対にボラれることはないが、このアプリを使えない観光客はイイカモ！になってしまうということなのだろう。せこいタクシードライバーの気持ちもわかるが、、、。

もっともボラれたのはタシケントの空港からホテルまでのわずか数キロのタクシー。

ここでもその国の空港に着いた段階ではeSIMのQRコードをスマホでインストールが出来なかったので、仕方なく空港にある空港タクシーカウンターへ行ってタクシーを頼んだ。

ガイドブック「地球の歩きから」にはこのカウンターがもっとも信用が置けると書いてあったのだ。

カウンターで支払い方法を聞かれたので、現地通貨はまだ持っていなかったのでカードでといううとカードは使えないという。そこで米ドルも持っていたので米ドルでと答えると米ドルのタクシーを紹介するといってタクシー乗り場へ連れていかれ、指定されたタクシーに乗せらられた。

そしてホテルに着き、要求された値段が20ドル。なんと2900円と超たっか～い。「高いじゃぁないか！」と英語でいったところで英語が通じない。

帰りの時にホテルから同じコースをyandex goのタクシーを利用したら250円ほどだったので、なんと１０倍以上の金額をぼったくられてしまったのだ。しかも空港のタクシーカンターのタクシーで、、、。

こういう国々でのタクシー利用は事前にしっかりと交渉し、金額を取り決めて利用するしかないようだ。でも言葉がねぇ、、、、。苦笑

改めて思い返してみると、ボクの知る限りのヨーロッパの国のかなりの国々で、タクシーに料金メーターがないように思う。よくトラブルにならないものだなぁ～と。

その点、日本のタクシーは丁寧で明瞭会計、安心だなぁ～、、、日本のタクシーが世界サイコーだぁ！