大隅敏男展へ

ふじみ野ステライーストできょうから開催されている「大隅敏男展」を見に行ってきた。現代美術家の大隅さんは昔から我が家から数十メートルというご近所さんで、先ごろ住まいの横にアトリエ（大隅ギャラリー）を建てられている。大隅さんはボクよりも３歳年上で、ボクのすぐ上の兄とは親しく、昔はよく遊んでいたという間柄だ。ボクが子どもの頃、３歳年が違うと一緒に遊ぶことはなかったかなぁ。それぞれそのまま現在もその実家に住んでいるので今でも身近な存在ではあるが、ご近所で時折顔を合わせては挨拶はする程度でお互いの仕事の話まではしない関係でもあった。先ごろ、そんな大隅さんより、ステライーストで展覧会をするという案内をいただいたのだ。
きょうが初日ということで午前中会場にお邪魔してきたというわけ。大隅さんもいらしてひとつひとつ作品を丁寧に解説していただけた。現代アート作家として活躍し、たびたび海外でも展覧会をされてるということは知っていたのだが、作品をじっくり拝見させてもらうのはきょうが初めて。作品はなかなか面白い作品ばかり。立体の作品は富士山をテーマに、ウイットの効いたアートを楽しませていただいた。また、巨大な和紙に色墨で描かれた作品は漢字をテーマにその文字のイメージを表現されていて、力強くとても面白い作品だと感じた。
ちょうど大隅さんのかつての高校の美術の恩師が来られていて、大隅さんをまじえていろいろとお話をさせていただいた。話しをしていて驚いたのは建築家、斎藤裕氏も教え子で、自宅は斎藤氏の処女作とのこと。斎藤氏は大好きな建築家でもあるボクにとっては大変興味深いお話ばかりだった。
楽しい作品も拝見でき、興味深いお話も聞けてとても有意義な時間だったなぁ～、、、。そして、ご近所同士って、意外と知ってるようで知らないことも多いものだな～ぁと感じた。今度はアトリエにもお邪魔してみようと思う。