違和感あり。

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先日NHKBSで再放映されたドラマ「ノースライト」を視聴した。
横山秀夫の推理小説をドラマ化したもので主演は建築家役の西島秀俊と別れた妻に宮沢りえ。
番組表では、2種に渡って前編、後編それぞれ45分の建築家と設計依頼者とのドラマということだったので録画しておいた。

ボクにとっては小説、ましてや推理小説はまったく縁のない世界。まあドラマだったらみてもよいかなぁ~という気分だった。
結局、建築設計を生業にしているものからしたら、そのストーリーは現実の設計業界からはかけ離れていて、期待を裏切らっれてしまった気分。
まず設定が普通の建築士なのか、建築家なのかあいまいだし、設計コンペに関しても違和感を感じた。
おそらくストーリー的には建築家なのだろうが、「建築家がそんなことをするんか~い?」という感じだった。

10年ほど前、フジテレビで湊かなえ原作の「花の鎖」という建築士のドラマがあり、建築指導をしたことを思い出した。
設定の時代は昭和30年代、主役は建築士が筒井道隆、その妻が中谷美紀。そして松下奈緒、戸田恵梨香、松坂桃李など豪華キャストだった。
このドラマは2時間15分で、ゴールデンタイムに一気に放映された特別番組で、そのドラマの建築指導、キャストへの演技指導という仕事をさせてもらったのだ。
撮影スタジオに設計に関しての平行定規などの小道具から青焼き機などを持ち込み、設計コンペに向けての作品のエスキスや模型までリアルに作った。
撮影スタジオ近くのビジネスホテルに泊まり込みで撮影に立ち会い、その甲斐あって?か良い視聴率だったよう。それはそれでよい想い出でもある。
やっぱり、たとえドラマであっても、その業界の状況の設定はちゃんと調べて、リアルにやるべきだと思った。

by hosoya_isao | 2026-02-15 21:13 | Comments(0)