カベの色


いま、渋谷のもつ鍋屋の実施図が最盛期を迎えています。

毎度のことながら店舗設計はスピードが命、担当のFはまさに夜を徹して(たまーにWカップ見つつ?)頑張ってくれています。感謝!!!

今週いっぱいで実施図を仕上げることになっていて来週早々見積り依頼、再来週着工してスケルトンの状態から3週間の工期で仕上げると言うハードスケジュール。

ですから図面をすすめながら仕上げ材を決めていくというやりかたです。

今週月曜日にクライアントと実施図の確認の打ち合わせをし、ほぼ合意を得られたのですが、カベの色で意見が食い違ってしまいペンディングになっていました。

ぼくとしては若者の街、渋谷というロケーションを考え、基本的には博多の祭りにも通じる赤を提案しているのですが、いまいちクライアントのイメージしているものと違うようでした。

ありきたりなもつ鍋屋ではなく、スタイリッシュなもつ鍋屋にしたいというぼくの願望、いや欲望をわかってもらいたいと、パースのかべに赤く着色したり、かつて設計した真っ赤なカベのお好み焼屋の写真を持参して見てもらったり、映像資料による博多の祭りの色のイメージは白と赤と黒だと説得してみたり、、、。とりあえず言いたいこと言ってきたところでした。

そしてきょうクライアントからの電話、『やっぱり赤じゃなくて前の店舗で採用した薄緑色にしましょうよ』だと、、、ガクッ!。

色の問題は最終的には個人の感覚の問題になってしまい、正直ホント悔しいですが結局それでチャンチャン!と決着してしまうのが残念でなりません。

ぼくがその色を決定するのにどれほどエネルギーを費やし、思い入れをもってデザインしていたかなんて、、、、、その時点でゼロに。

でもまだまだ図面の段階、現場になったらまたしぶとくアッピールしてみます。

絶対かべは赤ですよって!




by hosoya_isao | 2006-06-29 21:17 | Comments(0)

現状復旧とは?


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先週はじめにスタッフのY君が事務所に来るなり外部階段の手摺りが曲がりコンクリートが一部かけてしまっているというのです。

見にいってみると明らかに車がぶつかった状況、そこへ裏のお宅の人が出てきで、前日バイクがここに衝突して手摺りを破損したとの説明をうけました。

その時当事者がうちにお詫びにきたらしいのですがぼくが不在だったとのことでした。

数日後その本人がお詫びにきて、あとで保険屋さんが連絡することになっているので直接話してくださいとのことでした。

翌日、保険屋さん指定の工事屋さんが来て修理の打ち合せをうちのY君としたのですが、工事屋さんの言う現状復旧とは単に欠けたコンクリートの三角部分を補修して手摺りを後から取り付けるという簡単なものらしいのです。

その報告を受けたぼくとしてはなんとも承服しがたくおもいました。

階段の手摺とはいえ、納まりをシャープに見せるためにコンクリートのスチールのフラットバーを苦労して打ち込んでいるため、コンクリートの欠けた部分を補修して手摺をボルト止めという工法では初期のデザインコンセプトはどこえやらというところなのです。

なによりも後からくっつけたコンクリートに手摺の強度を負担させるのは無理な話です。

そのあたりが残念ながら、しゃくし定規の保険屋さんにはわかってもらえないんですよね。

とくに建築意匠事務所の玄関前の階段手摺は正に事務所の顔、なんとかちゃんと文字通りの現状復旧を願うばかりです。








by hosoya_isao | 2006-06-27 08:53 | Comments(0)

オープンデスク終了


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昨日で東洋大4年生のIさんの2週間のオープンデスクが終了しました。

このオープンデスク中にはI HOUSEの50分の1の模型を作ってもらいました。家具なども詳細に丁寧に作ってくれたのであと一歩というところで完成には至りませんでしたがなかなかの出来映えです。

オープンデスク中にはできる限りいろいろなことを体験してもらうために外にも連れ出します。

今回もI HOUSEの配筋検査や鉄骨検査などにも行ってきました。

そして毎日、日報を書いてもらい一日を振り返り帰ってもらいます。ぼくたちも明るく元気なIさんからもよい刺激をもらいました。

そしてオープンデスクの終了日にはいつもささやかながら、お疲れ様会を開きます。

ということで昨晩も事務所打ち合わせ室で遅くまでワイワイ盛り上がってしまったのです。

最後にIさんにオープンデスクの感想を聞くと、「スタッフのひとたちが意外と静かにまじめに仕事をしているなーっ感じました。」それって多分、スタジオ4ツアーのときのスタッフのはちゃけた印象が強すぎたっていうことですかねー?

ぼくたちも仕事は仕事、やるときはしっかりやってますんで、そこんとこ大学のみんなにちゃんと伝えておいて下さいね、Iさん。あははーっ!

来月後半からは工学院大学からオープンデスクを2名受け入れることになっています。

ぼくたちの職場が学生たちが設計事務所業界の一端を知るきっかけになれば幸いと考えています。そしてその学生たちとオープンデスクを通じてより深く交流できることを嬉しくおもうのです。


by hosoya_isao | 2006-06-24 16:15 | Comments(0)

久しぶりの水入らず


21日は北京留学していたMが帰国する日。

荷物が多いというので成田まで車で出迎えに行ってきました。

夕方事務所を出て外環、首都高、東関道で成田へ。夕方でしたが高速道路は順調で18時過ぎには空港に着くことができました。

何回いっても成田の雰囲気はいいですね、夢とか希望とか、期待とか挑戦とか、絆とか愛とかという言葉がなぜか思い浮かんでくるんですね。けっこうロマンチストなんですねーっ。

それから根っからの飛行機好きのぼくにとってはあのかん高い悲鳴のようなジェットエンジンの音を聞くとシビレてしまうのです。




空港でEとRと合流、飛行機はほぼ予定通りの時間に到着し、3姉妹が久々の再会。

EもRも仕事に都合をつけて空港に駆け付けてくれたとのこと、そういうのってぼくもなんか嬉しいですね。

さっそく、日本食がたらふく食べたいというMのリクエストに応えて帰り道、Rの住む市原の和食屋さんで、久々の水入らずの食事をしてきました。

それからEを最近引っ越した広尾へ送り、Mと帰宅したのは12時を回ってしまっていて長い1日がおわりました。

Mにとっては明日から日本でのあたらしい生活がはじまります。いままでの海外での経験を生かして頑張ってほしいものです。




by hosoya_isao | 2006-06-24 16:05 | Comments(0)

鉄骨製品検査


きょうは坂戸まで鉄骨製品検査にいってきました。

W建設の協力業者のH鉄工は以前にも何度か仕事をしてもらったことがあります。

番頭のSさんとは久々の打ち合せでした。大きな声ではっきりものを言う職人気質のSさんは難しくめんどうな納まりも前向きに考えてくれてとてもたすかります。

今回も20ミリ鉄板プレートのキャンティレバー階段やスチールカーテンウォールの製作をお願いしています。

工場は小規模でけっしてきれいとはいえないのですが腕は確かなのです。

きょうはW建設のTさんとわが事務所の担当W、そしてオープンデスクに来ている4年生のIさんも一緒にいってきましたがきようの打ち合せを学生の立場で、どう感じたか興味のあるところです。

そしてぼくは先に坂戸駅まで送ってもらい池袋での打ち合せに向かいました。

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by hosoya_isao | 2006-06-21 13:08 | Comments(0)

恩人の告別式


きのうはかつて大変お世話になったH氏の告別式に列席してきました。

いまからもう25年前になりますが、H氏は店舗併用住宅をあの有名な建築家、宮脇壇氏に設計を依頼したのですがおもうようなプランにならず設計途中でキャンセルしてしまい自力で工事をすすめようとしていたところでした。H氏の息子さんがぼくと同じ中学校の同級生でちょうどそのときクラス会があり設計の手助けの依頼をうけたのです。

ぼくもちょうど独立したときで、あの有名な宮脇さんの後をやらせていただくとは身にあまる光栄で、ありがたく引き受けさせていただいたのです。

それ以来、H氏には大変可愛がっていただき大手電気会社の役員をされていた関係でその会社関連の大型建物やH氏個人の別荘やテナントビルなど数々の物件の設計をさせていただいたのです。

いろいろな物件でH氏と接するなかで、ときには強引でありながらリスクは最小限にという経営者として理念を教えていただきました。

また仕事においてはとても厳しい方でしたが、こちらが本当に大変なときにはちゃんとフォローをしてくれる優しさを持ち合わせていて、それが人を引き付ける要因だったような気がします。

ぼくらの仕事は会社経営とは縁遠い世界ですが会社社会の厳しさや、会社経営の理念のようなものをたくさん教えていただき感謝しています。

H氏のご冥福を心よりお祈りいたします。




by hosoya_isao | 2006-06-20 20:23 | Comments(2)

百鬼丸


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昨日は建築学科同窓会「泉会」の総会、懇親会が大学であり同級生のFと一緒にいってきました。

総会の主な議題は決算、予算の承認です。今期はぼくが監査役を仰せつかっていて、監査報告をする関係上、欠席するわけにはいけません。

なんとか予定の議題の審議がおわり、場所を厚生棟に移して懇親会へ。

今年はぼく達の年度は卒業30周年ということで同期会も兼ねていたのですが残念ながら同期の出席はわずか4名、事前に同期生10人ほどに手紙を書いて友人をさそって出席をお願いしておいたのですが効果はなかったようです。

しかし、参加してくれたM君とK君に久々に会えたのはよかったですね。

その懇親会の催物として切り絵師、百鬼丸さんの即興の切り絵パフォーマンスがありました。

百鬼丸こと渡辺文昭さんはぼくたちよりも2年先輩の建築学科卒業生です。

切り絵師としては日本で5本の指にはいるという腕前で、力強く、時には繊細でエロチックな作風は雑誌や新聞、テレビなどにもよくとりあげられています。

ぼくと百鬼丸さんとの出会いは大学1年生のときに百鬼丸さんに勧誘されてテニス部に入った経緯があります。

ぼく自身は1年しかテニス部には在籍しませんでしたが、百鬼丸さんには可愛がってもらい卒業してもずーっとお付き合いさせてもらっています。

以前、彼の出身地である富士吉田市に百鬼丸美術館の構想が持ち上がったときにもお手伝いさせていただいたりもしています。

早く実現させたいですね、百鬼丸美術館。

昨日のパフォーマンスはお客さんからお題をもらい切り絵を即興でしあげるというもの、こんかいは伊達正宗を製作してくれました。

所要時間わずか20分あまり、素晴らしい切り絵作品が完成し参加者は驚かさせられたのです。

いまは業界こそ違いますが1人頑張っている百鬼丸先輩の生き方をみるととても良い刺激になります。




by hosoya_isao | 2006-06-18 12:46 | Comments(0)

現場は生きもの


きのうの午後はA HOUSEの打ち合せと現場に行ってきました。

担当のY君を引きつれ、まず椎名町にあるW建設本社で打ち合せ。今日は鉄骨工事を担当する業者との初めての顔合せでした。

うちの事務所のコンクリート打ち放し住宅の設計には必ずといっていいくらい凝った鉄骨階段やカーテンウォールなどが設計にくみこまれています。ですから丁寧で気のきく鉄骨業者の協力が必要で、その業者との打ち合せは建物の質を左右するくらいの重要なことなのです。

今回のN鉄工とは初めての仕事ですが社長自ら打ち合せに参加してくれて意気込みを感じました。

A HOUSEの4層にわたる鉄骨階段は一本の鉄筋によってペントハウスの屋根スラブから吊られているのでかなりの精度を要求されるのです。期待してますよ。

それから電気、給排水設備の打ち合せを済ませてから、電車で西麻布の現場に向かいました。

現場はちょうど2階壁型枠がバレたところでコンクリートの入り具合が確認できます。ほぼ壁に関してはしっかり打設できていたのですが唯一、納戸の600角開口部の下部にジャンカができてしまっていました。

前回の打設時にも同じ部位にジャンカができてしまっていたので今回は型枠に開口部の位置がわかるように書くなど、担当のS氏には十分注意してすすめるように指示をしていただけに残念です。

最終的には補修してほとんどわからなくなるのはわかっているのですが、本来の打ち放しでなくなるのが長年コンクリート打ち放しにこだわるプロとしては悔しいところです。

今回は準備に怠りはなかったはずなのですが、ときたま予期せぬところにジャンカが出てしまうのです。

コンクリート打ち放しの現場はまさに生きもののようです。次回こそ完璧目指して頑張ります!


by hosoya_isao | 2006-06-15 09:43 | Comments(0)

BBS増築工事


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月曜日はBBS増築工事の基本設計の打ち合わせがありました。BBSとはbarber SUZUKIの略称で店舗部分はもう25年前のぼくが独立して間もないころに設計させていただいたのですが、今回は住居部分の増築の設計です。

クライアントのSさんとはもう30年近い付き合いで、年齢を無視したぼくのカットは彼によるもので、ズッートぼくの専属ヘアーデザイナー(笑)を担当してくれています。実際ぼくの髪型を見てBBSを紹介してくれというひとも何人かいました。ホント!

ということで1か月半に1度は散髪におじゃまして、カットのあいまにはいろいろな話をしているのでぼくのやっている設計の仕事についてもプライベートについてもよーくわかってくれているのでやり易いような、やりにくいような(冗談!)、、、。

ちなみにSさんはぼくと同じ年齢で、職業こそちがいますが価値観はもとより人生観がけっこう近く感じる一人です。

フライフィッシングが大好きで竿もすべて自分のハンドメイド、個性的なファッションセンスも、車のセンスもかなりグッド!楽しい饒舌なトーク、とくに夫婦の掛け合いトークにいたってはそこらのお笑い番組よりは格段におもしろく、団体行動を好まない一匹狼派でありながら、ひとにはやさしく、家族をこよなく愛する愛妻家であり趣味人です。

ということでSさんもぼくのことを知っているのと同様に、いやそれ以上にぼくも彼のことを熟知しているのです。えへっ!

ですからきょうの基本設計の打ち合わせはスムースにすすみ基本的には要望はほとんんど反映されていてとても喜んでもらいました。

これから今秋からの工事にむけて実施設計ということになります。

一大事業である住宅の建築は普通一生に1回あればいいのですが、今回のように一度設計させていただいたクライアントから数十年後にまた設計を依頼されることは設計者にとっては大変うれしいことです。

これから頻繁におこなわれるであろうトークショーのような打ち合わせが楽しみですね。




by hosoya_isao | 2006-06-13 19:37 | Comments(2)

よふかしウイークエンド


金曜日の夜からワールドカップ、ドイツ大会が開幕し早速開会式から昨日未明におこなわれたドイツ×コスタリカ戦を見てしまいました。

そして昨日は10時すぎまで寝坊をして、夕方は5時半からF-1 イギリスグランプリの3回目のフリー走行です。フリー走行では佐藤琢磨はスピンしてクラッシュ、予選はどうなることやらです。

8時20分から公式予選スタート。

あたらしいルールによるノックアウト方式という予選は凝視していても順位がわかりにくく、少々見るのには疲れます。

バトンは早々に脱落し19番スタート,どうしちゃったんでしょうか?なんとかバリチェロは6番、トヨタ勢も振るわず今夜の決勝はいまいち盛り上がりにかけます。

そろそろルノー、フェラーリだけの首位争いレースは止めにしたいとおもうのはぼくだけじゃないですよね。

公式予選が終わったらこんどはワールドカップ イングランド×パラグアイ戦、久々にベッカムの勇姿、イングランドの勝利を確認して仮眠、そして4時からはアルゼンチン×コートジボワール戦をみました。

ということでそとも明るい6時にやっと就寝。

こんな不規則な生活で寝不足では腰痛もなおりにくいですよね、わかってはいるのですが、、、、。

今夜は8時半からのF-1 決勝だけををみて早めに寝ます。

月曜日の日本×オーストラリア戦にそなえて!


by hosoya_isao | 2006-06-11 11:24 | Comments(0)