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ひさびさのエントリー


今朝は朝一で恒例の歯科検診にいってきました。

まず歯垢と歯の汚れを歯科衛生士のHさんに取っていただき、つぎはトライアスリートM先生の診察です。

さっそくM先生は隣の診療イスのほうからぼくに向かって「来月の森林公園マラソンは出るの?荒川マラソンにエントリーしたよ!出ないの?」って。

いやーっまたまたプレッシャー。

2月の森林公園マラソンは以前出場したことがあるのですがアップダウンが多く、同じような景色コースを走るのであまり好きではなく、荒川マラソンはまさにフルマラソン、いまのぼくには厳しすぎます。

先日ランネットのレースカレンダーを見ていたら3月下旬に開催される熊谷さくらマラソンをみつけエントリーしようかどうか実は迷っていたところ。

そんなところにM先生から挑発的な話しをされたら、ぼくもおもわず「熊谷にエントリーしまーす!」と言ってしまいました(苦笑)

まあ、このところ快調に毎朝走れているし、レースまでには2か月弱あるのでなんとかなるでしょう、いやいやなんとかしなくてはなりませぬ!

公式レースは一昨年の幸手マラソンの10キロ走以来になるでしょうか。

出るとなったら頑張りますよん!

まずは来週から1週間で30キロ走破からスタートします。最終的には1週間で50キロ走破を目標に。あくまでも目標ということで、、、。




午前中はBBSの現場に寄ってからF市役所に行って何回目かわからないくらいの公園トイレの積算資料の詳細な打ち合せ、午後は恵比寿で新店舗の見積り依頼のための現場説明会、その後大塚のF社で打ち合せをして夕方帰社。

仕事で移動したのも走行距離に入れてもいいのかな?などとどうでもいい自問自答をしているきょうこの頃です(笑)。


by hosoya_isao | 2007-01-31 20:50 | Comments(0)

卒業設計の採点


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きょうは卒業設計の採点にいってきました。

建築学科の卒業設計は大学で学んだ建築設計の集大成、今年も意匠系研究室の学生を中心とした60名の学生が挑戦してくてました。

先週図面の締め切りがあり、昨日が模型の締め切り日。そしてきょうは採点の初日、昨日まではおそらく製図室は何人もの学生が泊まり込んで戦場のようだったことでしょう。

それぞれの作品には学生たちの熱気がまだ残っているような気がしました。




午後一番に作品が展示されている製図室にいくと親友JIMがもう来ていて採点中、ぼくも早速名簿もらい、ひとつひとつじっくりと時間をかけて採点に取りかかりました。

最近の図面の提出物はほとんどがCADでかかれていて、今年は手書きの学生は一人きりです。

この4~5年で卒業設計の様相はがらっと一変した感があります。手書き図面の時代がなつかしいなんて言うと笑われてしまいそう?。

CADによる作品はそれはそれでいいのですが、実際のところ内容があまりなくてもプレゼンテーションテクニックを駆使しすると、それなりによく見えてしまうので採点の際には十分注意しなくてはなりません。

最近の作品はコンセプトのプレゼンテーションに重きをおきすぎて建築に対しての基本的な表現が希薄な作品が多いようにおもえてなりませんでした。それも時代のながれなのでしょうか?

数ある作品のなかで印象深かった作品は少年の更正施設を原宿に設計したK君の作品、それから丁寧に新しい学校を提案したS君の作品も好印象でした。

来月の卒業設計発表会での発表を楽しみにしています。

卒業設計に挑戦した学生たち、それを手伝ってくれた後輩諸君、大変お疲れさまでした!






by hosoya_isao | 2007-01-30 20:18 | Comments(2)

写真著作権


きょうは午後、建築写真家のKさんが事務所にいらっしゃいました。

最近では昨年秋に竣工写真をお願いしたのですが、ぼくの都合がつかなくてお会いできず約3年ぶりの再会でした。

Kさんとはぼくが駆け出しのころ(いまだに駆けつづけですが、、、。)からのお付き合いをさせていただいていて、もう20年来の付き合いということになります。

最初のころ撮影していただいた高崎駅前のレストランや住宅がなつかしく思いだされます。長年ぼくの設計した建物を見続けているKさんは、建築カメラマンとしての視点でどのようにぼくの設計屋人生を見られているのか正直、気になるところでもあります。

建築写真家は多くの建築家と接し、その作品をレンズをとおして詳細に見る機会をもっているので、建築評論家に近いいやいやそれ以上の目?をもっているのです。




きょうの来所の目的は写真の著作権についてでした。

撮っていただいた竣工写真を事務所のホームページに掲載しているのを御覧になり、そのような使用にも写真には写真家の著作権があり、写真に写真家の名前のクレジットを入れること、そして著作権料が発生するということを警告をまじえて教えていただいたのです。

おはずかしい話しですがぼくは事務所のホームページの写真は、だれが撮影した写真を掲載しているかを知りませんでした。

事務所スタッフが作成するレクチャー用の写真集からピックアップして気軽に掲載していたためです。

あらためてぼくの写真にたいしての無関心ぶりをはずかしく思った次第です。

そして写真家の写真の著作権に対して無知であったことを痛感しました。

最近の音楽業界などでは著作権についての認識が浸透してきたようですが、映像、特に写真の著作権においては、ぼくをふくめてまだまだ社会の認識がたらないようです。

写真著作権についての不勉強を反省です。












by hosoya_isao | 2007-01-29 20:54 | Comments(0)

軽井沢トイレ騒動


テレビ番組「噂の!東京マガジン」で軽井沢のトイレ騒動を放映していました。

現在、公共トイレを設計しているぼくにとっては大変興味深い内容でした。

番組によると、旧軽井沢通り周辺には公共トイレが少なく不便なため、旧軽井沢商店街の入り口の町所有の土地に公共トイレを設けると言う行政の方針に対して、商店街や地元の人たちの反対運動が起こっていると言うのです。

反対している人たちの言い分は街の入り口である、街の顔の部分にトイレを作られては困ると言うもの。その低次元な意見を聞いて耳を疑ってしまいました。本当に観光で生きている地元の人の発言かと。

旧軽井沢商店街といえば全国各地から訪れる多くの観光客で商売が成りたっているところ、まずはそこを訪れる観光客の立場になって考えなければならないのではないでしょうか。

目立つ位置にトイレがあることは遠くからクルマや電車にゆられて訪れる観光客にとっては大変ありがたいこと。まずは用を足してさあーゆっくり買い物をというのにはもってこいのロケーションではないですか。

旧軽井沢といえば黙っていても客が来るので、来訪する観光客の利便性は二の次で、自分達にとっての臭いものにはふたと言うセコイ考えが見えかくれしてなりません。殿様商売にもほどがあります。

観光地の商店街だからこそ率先して便利なところにトイレを設置していかなくてはならないのではないでしょうか。

昨今のトイレは、かつて3Kと言われた「クサイ、キタナイ、クライ」は設備機器の進歩と設計手法によって完全に解消されています。

むしろ美しくデザインされた、きれいなトイレは客寄せの要素のひとつにもなり得ることを、この頭の固い田舎の商店主たちはわかっていないのですね。

それほど心配だったら旧軽井沢商店街入り口トイレの設計コンペを企画して日本一いや世界一快適でかっこいいトイレを商店街の入り口に作ったらいかがでしょう。

もしかしたら商店街よりもトイレのほうが有名になってしまうかもしれませんが、、、、。




ぼくの事務所で現在設計進行中の公園のオシャレな公共トイレは新3Kトイレですよ。「キレイ、カッコイー、キモチイー」の!

ナンチャッテ~。またまた自画自賛かよ~ってか?


by hosoya_isao | 2007-01-28 16:22 | Comments(0)

なんぽの道


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きょうは土曜日、9時すぎまで朝寝坊をしたので早朝ジョギングは中止して夕方にジョギングすることにました。

時間があったのでたまにはコースを変えてみることに。

いつもは我が家の西側の走りやすい畑と山林コースなのですが、きょうは東側の住宅地コースをひとまわりしてくることにしたのです。

そのエリアは大井苗間第1区画整理事業という名称で区画整理され、全国で初めて一部業務委託方式という手法で民間活力を導入し成功した事業で、全国からその素晴らしい街作りにたいして見学者があとをたたないそうです。

事業を進めた時期がバブル景気の真最中だったのも功を奏してか、かなりゆとりのある街作りがなされています。恐らく区画整理組合は想定以上の収益を上げたと言うことなのでしょう。

歩道付きの広い道路はもちろんのこと、主要な交差点には屋外彫刻やベンチや花壇が置かれたポケットパークになっていたり、各所に野の道、木の道、川の道などいろいろな名称の緑道もあります。

そしてそのエリアの南側の弁天の森の川に沿って「なんぽの道」というウッドデッキを敷き詰めた長いウォーキングコースもあるんですね。なんぱの道ではありませんよ!(笑)

その途中にある屋外彫刻や遊具がたくさんある東原親水公園は気候のよいときは多くの家族ずれで賑わいます。

そこをきょうはアルピーヌと軽くジョギングしましたが、ぼくと愛犬にはやっぱり畑や林の中を走る方がむいているようです。

何年か前に聞いた話ですが、年収800万円クラスのサラリーマンの関東では一番住みたい街とか。

いままで生まれ育ったこの地域にそれほど強い愛着は感じていなかったのですが、まわりからそういわれるとうれしいものです。

ベストセラー「国家の品格」の本の中で、「懐かしさ」という日本人特有の情緒には4つの愛の基本があるとのこと。

家族愛、郷土愛、祖国愛、そして人類愛だそうです。そして生まれ育った郷土を愛せない人間は信用できないとも、、、。

ぼくも生まれ育った郷土をもっと愛さなくてはいけないということなのでしょうね。


by hosoya_isao | 2007-01-27 18:41 | Comments(0)

プレッシャー?!


きょうは午前中、2月中旬から内装工事をはじめる恵比寿の新店舗の現場でFと待ち合わせて現場調査をしてきました。

その新店舗は駅から徒歩3分ほどの好立地で、狭小既存ビルの2階、3階、4階を1店舗で使用するという大胆な構成。

このような構成の店舗は小さいながら各フロアーごとに3つの店舗が入る感覚と言う感じとなるので設計にはかなりエネルギーが必要とされるのです。

これまでの内装はあの売れっ子ショップデザイナーMY氏のデザインによるものですが今回は残念ながらほとんどを解体してしまいます。

デザイナーが心を込めてしっかりデザインされた空間を取り壊してしまうのは同業のデザインを生業とするものにとっても辛い気持ちにさせられてしまいますが仕方ありません。

悲しいかな経済効率を最優先にされてしまう飲食店業界ではよく聞くはなしなのです。

解体する既存のデザインに負けないような空間にしなければMY氏に申し訳がたたないような,いやいや笑われてしまう気がしています。プレッシャーです、頑張らなくては!




午後は「かまくら上野店」へ。

現場打ち合せの前にクライアントR社のH社長と調査を兼ねてかまくら上野店の下階の今半でランチをしました。

客層を見ると富裕層とお見受けする中高年のご夫人がたの買い物ついでに食事という方々がほとんどのようです。

今回のかまくら上野店もそのあたりの年代層もしっかりターゲットにいれてデザインしてあるのでそれは大丈夫。

夜は夜で若いカップルにもうけるかまくら席やビューシートも用意してありますよ。

上野での反応が楽しみなところ。




それから7階のオープンまじかの現場に行き、H社長こだわりの照明の照度のチェックです。

照明照度は照明器具を多めにつけて調光器でしぼるのが簡単なのですが、経済性を考え、少ない器具でいかに照明効果を得るかが、いつもの事ながらなかなかむずかしい課題 。

毎回毎回、照明効果では喜びと反省のくりかえしなのです。確実に進歩はしているのですが、、、。














by hosoya_isao | 2007-01-26 21:24 | Comments(0)

非マジメに、不常識に!


今朝の新聞にホンダのジェット機の記事を発見、ホンダ信者で飛行機好きのぼくとしては食事を止めてその記事に食い入ってよんでしまいました。

先日のテレビの番組でも主翼の上にエンジンを乗せた特異な設計でありながら、そのスタイリッシュな機体のテスト飛行の様子を放映していたので存在は知っていたのですが詳しい経緯は知りませんでした。

自動車会社製ジェット機は世界初とのこと、たしかにBMW,SAAB,富士重工などは飛行機会社がクルマをつくったということで、自動車会社が飛行機を作ったのははじめとのことなのです。

ホンダが飛行機の基礎研究に着手したのが1986年、本田宗一郎氏の「日本人の手で飛行機を」という強い願望からのスタートとのこと。

それからの開発は紆余曲折、何度も事業化はむずかしいと開発の打ち切りも検討されたらしいのですが開発責任者の藤野道格氏の熱意と役員の理解を得ることができやっとのことで完成にたどりついたとのことです。

米国の飛行機専門家たちはその設計を見て「空気抵抗が多すぎる.自動車会社にはわからない」と笑われたそうです。

しかしそんな嘲笑にもめげず、ついに2003年に念願の初飛行を成功させたのです。

まさにホンダらしい話しです。新しいことに挑戦し続けるとの大切さを教えられます。

むかし読んだ本田宗一郎の本のなかの一言「非真面目に、不常識に生きよ!」というのが深くこころにのこっています。

不真面目でなく非真面目、そして非常識でなく不常識なのです。

ぼくなりに解釈すると「遊び心をもって常識にとらわれず生きなさい!」ということかと。

このジェット機開発も本田宗一郎魂、ホンダイズムの勝利です。

ものづくりをすすめていくうえで、その言葉、その理念を忘れないようにいきたいと強く感じた朝でした。


by hosoya_isao | 2007-01-25 21:35 | Comments(0)

かまくら上野店 完成!


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きょうは午前中、「かまくら上野店」の消防検査がありました。ぼくは都合が悪く立ち会えなかったのですが担当のFより問題なく無事消防検査終了の連絡を受けほっとしました。最近、避難設備や消火設備の不備による火災での死傷者が多いので特に飲食店などの入る複合テナントビルは検査が厳しいようです。




午後は3時からの「かまくら上野店」の施主検査に立ち会うまえに大塚のF社へ打ち合せに。少し早く着いてしまったので昨年10月に竣工した駅の反対側にあるI HOUSEにカーテンウォール部分に追加で付けたブラインドを見にいったところ、ちょうどクルマで帰宅したIさんとバッタリ。ブラインドは今週中に着くことになっているとのことでした。けっこう時間がかかりましたね~。

Iさんとはゆっくり話す時間もなくF社で目白台の住宅の打ち合せにいきました。

目白台の住宅は基本的のはOK、実施図面にはいっていきます。




3時に「かまくら上野店」へ。

竣工検査なので入り口から土足厳禁。R社スタッフもそろい施工会社の現場担当者、そして当方の担当Fと一緒に広い店内を素足でチェックをして回りました。

ぼくもH社長と一緒にひとまわり、検査をしながらH社長の今後の事業展開の意気込みを拝聴、ガンガンいきましょーっ!ということ。こっちもガンガンいきますよ~っ!!!

今回の上野店はスプリンクラー設備があり空調もB工事であったためローコスト化を考慮して、いままでのかまくらと比較するとかなり開放的な感じのかまくらとなりました。

まるいかまくらの上に林立する白い鉄筋は深々と降る雪をイメージしていて、視線が動くことによって幻想的な干渉を生み出します。

中央通り側の窓はすべて外に向けた眺めのよいカップルのためのビューシートが連なります。

また今回の上野店はランチの営業もすることになっているので、自然光の入る明るい店舗空間となるように心がけました。

31日オープンです。中央通り松坂屋の反対側、きものの鈴乃屋ビル7階です。上野へお出かけの際はぜひお立ち寄りください。そして感想をお聞かせできれば幸いです。




by hosoya_isao | 2007-01-24 18:49 | Comments(2)

設計製図2 講評会


きょうは朝一でBBSの現場で定例打ち合せ、ルーフバルコニーのFRP防水も終わりサッシの現場到着待ちというところ。

大工さん、水道屋さん、電気屋さんと内装にからむ部分の詳しい打ち合せをしてきました。




午後は大学へ。

きょうは先週提出された課題の優秀作品の全体講評会でした。まず先に優秀作品8作から全教員、全学生の前で発表をしてそれから教員と質疑応答です。

なかなかの優秀な作品が多かったのですが、個人的にはぼくのグループのK君の作品が一番よかったとおもっています。

前にも書いたとおもいますが設計製図はクルマでいえば路上教習、サ−キット上のレースではないのです。

まずは基本的な法規をクリアーしていて、製図の規則に乗っ取って表現されていなければいけません。

道路斜線制限、建ペイ率、容積率などの最低限の法規を満足していている。柱、壁、スラブなど基本的な構造を知って設計に反映している。そしてサッシ、家具などが的確に表現されているというものでなければ高い評価しないようにしています。

なかにはデザイン優先、コンセプト優先で評価する先生もいらっしゃいますが、日々設計の実務の中で生きているぼくはやはりまずは設計の基本を習得してほしいとおもっているのです。

クルマの運転でもそう、クルマの構造や交通法規くらいは知ったうえで運転してほしい、レースで早く走るのはそれからの話だとおもうのです。

いつも大学の2月の設計製図会議の議題になるのは、T大学建築学科はどのような学生を社会に送り出そうとしているのかということ。

その辺りが実は明確になっていないようにおもえてなりません。

ぼく個人的にはT大学建築学科は建築家の養成ではなく、優秀な建設技術者を社会に送り出すのが第一の目標であるような気がします。

建築家を目指す学生はだまっていても自分でその道を進んでいくものです。いや自分で突き進んでいけるくらいでなければ建築家としては生きて行けないでしょう。

建築家養成のまえに、まずは建設技術者としての技術、知識の習得を徹底しなくては、厳しい大学間の生き残り競争に勝ちのこってはいけないのではないでしょうか。


by hosoya_isao | 2007-01-23 21:14 | Comments(2)

腫瘍マーカー陽性?!


昨年10月下旬に受けた初めての人間ドッグで腫瘍マーカーのCA19-9の数値が通常最大値37のところ、483という数値がでてしまいました。

CA19-9とは主に膵臓癌の症状に反応するマーカーで37をはるかに超えた数値だったので、紹介状を書いてもらいすぐに大学病院へいって精密検査をしたのです。

許容最大値の13倍もあるということは、インターネットなどでいろいろと調べてみると膵臓癌の中期から末期の数値のよう、これには参りました。

自覚症状はなかったのですがそういわれてみると最近背中から腰にかけて痛い気もするし、疲れやすかったりとなんとなく思い当たるふしも、、、。

そのうえ以前、知り合いが「膵臓と肝臓の癌はやばいですよ、沈黙の臓器といわれていて症状がでたときはもう手遅れらしいですよ。」と話していたことを思い出してしまいました。

いつ緊急入院になるのだろうか?進行中の仕事はどうしよう、アルピーヌはだれにあずかってもらおうか、、、、そして余命数カ月と宣告されたら何をすべきかなどなど真剣に悩みました。

人間ドッグを受けた医療機関からの紹介状を待つ日々の長かったこと。

やっと10日後に紹介状がとどきS医大総合医療センターへ受診にいったのです。受付で消化器肝臓内科へといわれ診察を受けたのですが担当の先生もその数値の高さに驚いていました。「ほんとうにどこも痛いとかないんですか?」とのこと。ぼくにはその先生のいう体重減少や腹部の痛みなどはないのです。

とりあえずCTとエコーによる検査、そして再度の血液検査をすることに。大学病院の検査はかなり混んでいて当然重症患者優先で、自覚症状のないぼくのような患者の検査は先送り、結局その検査は12月上旬になってしまいました。

師走に入り慌ただしい日々の中、一日も早く病状をはっきりしたい気持ちでいっぱいでしたが仕方ありません。

結局12月中旬にCTとエコーそして血液の検査結果がでて消化器肝臓内科先生に診断をしていただいた結果、血液による腫瘍マーカーの数値は許容値以内の13に下がっていたのですが、CTの画像の膵臓部分に影のようなものがあるということで、こんどはその専門、肝胆膵外科で診てもらうようにとのこと、はっきりとした診断をしていただくことができませんでした。

日を改めて内科の先生に紹介された肝胆膵外科の先生の診察を受けたのです。その先生はCA19-9の数値がこんなに短期間に減少することはありえない、なにかの間違えかも。CTの画像の影も影には見えないとのことでした。

そこで少しホッとしたのですが念のためにMRI検査をやっておきましょうということで1月中頃にその検査を受け、きょうその検査結果の診断を聞きにいってきたのです。

その結果、「異常はみとめられませんね。」とのこと、その診断をしてくれた先生に「ありがとうございました」とこころからお礼をいってしまいました。

ではなぜ許容値の13倍の483という数値があり数週間後には13という数値になったのかをおききしたら、「おそらくだれかのものと取り違えたのでしょう、それしか考えられない」とのことでした。

確かに人間ですから間違いがあるのはしょうがないのでしょうが、しかし、いま膵臓癌におかされている人がぼくの正常な数値を自分のものとおもって生活しているということは、大変不幸なことです。手放しで自分の幸運を喜んでもいられないという複雑な心境でもあります。

もしその人が手遅れにでもなったら、これって深刻な医療ミスですよね。




それにしてもこの3か月はいろいろなことを考えさせられた月日でした。

結果はいい結果に落ち着いてくれてよかったのですが、たまには人間こういう状況に陥ることも必要かもしれません。普段は考えないいろいろなことを考え、いつもは見えないいろいろなことが見えてくるような気もして意義ある経験をさせてもらった気がします。

とりあえずきょうから心も体も無罪放免いやいや無病放免、心機一転、元気に頑張らなくてはですね!

病院からの帰り道、クルマの窓を全開にして晴れた青空に向かって大声で「ありがとう!」と叫びたい気分でした。


by hosoya_isao | 2007-01-22 21:03 | Comments(2)